セルティックにタイトルをもたらした２ゴールは、古橋亨梧の株をさらに上げることとなった。レジェンドOBのヘンリク・ラーションと比較する声は後を絶たない。

　現地時間12月19日、セルティックはリーグカップ決勝でハイバーニアンと対戦し、２-１と勝利した。先制を許したものの、負傷で出場するか不透明だった古橋がすぐに同点とすると、さらに追加点も奪取。ラーションのかつてのチップキックと比較される浮き球シュートでトロフィーを引き寄せた。
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　加入から１年と経たずして、日本代表FWはセルティックの看板選手となった。次に大切なのは、その活躍をいかに続けていけるかだ。宿敵レンジャーズのOBであるアラン・ハットンは、古橋が同僚ジョッタとともに、セルティックの未来を築いていけるのではないかと述べた。

　トッテナムやアストン・ビラなどでもプレーしたハットンは『Football Insider』で「彼がセルティック新時代の顔になるであろうことは確かだ」と話している。
 

「彼らは本物のダイヤモンドの原石を見つけた。彼がいなければどうなっていたか。アンジェ・ポステコグルー監督になって最初は失点が多かったが、彼が良さを出してその状況から抜け出した。カップ戦の決勝では、ハイバーニアンが上手くやり、先制に成功した。だが、すぐにキョウゴがゴールを決めている」

　さらに、37歳の元スコットランド代表DFは、「セルティックにとって素晴らしい買い物だった。今後、彼を中心としたチームを構築するだろう」と、古橋が未来のセルティックの大黒柱になるとの見解を示した。

「ジョッタを買い取ることができれば、本当に強いチームの土台を手にすることができる」

　先日、クラブ公式チャンネルのインタビューで、古橋はグラスゴーの街やセルティックでの生活を楽しんでいると笑顔で話した。初挑戦の欧州で１年目から見事な活躍を見せている日本代表ストライカーは、名門を背負う存在になりつつある。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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