セルティックの古橋亨梧が、クラブ公式ツイッターで、サポーターからの様々な質問に応じた。

　加入以降、ネットを揺らし続け、19日のカップ戦決勝でも２得点でクラブにトロフィーをもたらした古橋。グラスゴーでの生活やセルティックでのプレーには、笑顔で「慣れました」と話している。

「もう毎日、楽しくて、楽しくて、しかたないです。すごく楽しめているので、最高です」

　幸せなのは、ピッチ内外を問わず充実しているからだろう。サポーターから愛されていることも、好調につながっているはずだ。すぐにファンから認めてもらえたことについて、「まずはありがとうございます」と感謝した。

「こんなに早く愛してもらえると思っていませんでしたし、僕はもう本当に幸せ者なので、プレーで、結果で、みなさんに恩返しできたらなって思います」

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　熱狂的なサポーターと、彼らが集まる本拠地セルティック・パークのムードは特別なようだ。「雰囲気はすごく好きですね。スタジアムはすごく大きいですし、選手とサポーターの距離も近い」と述べている。

「正直、初めてセルティック・パークでプレーするとき、入場するとき、入ってからのファン・サポーターのみなさんの歓声を聞いたときは、鳥肌が立って、これは最高やと思いました」

　ファンの間で話題となったのが、ゴールを決めたときの古橋のセレブレーションだ。頭上で両手を斜めに掲げるポーズについて、「きのこヘア、マッシュルームヘア」だと明かした。

「髪型がきのこっぽく、丸みがあるので、マッシュルームヘアっぽくやったら、それがみんなに広まったので、それがトレンドマークみたいになっています」

日本から持っていきたいものを問われ、「やっぱお米かな」と答えた古橋は、最も影響を受けた人物について、日本で出会ったサッカー界のレジェンドの名前を挙げた。ヴィッセル神戸で一緒にプレーしたアンドレス・イニエスタだ。

「たくさんいるんですけど、やっぱりアンドレス・イニエスタが、僕の中では一番大きいかなと思います。２、３年一緒にやって、自分の良さを最大限引き出してくれたのが彼で、彼と一緒にプレーすることで、僕だけじゃなくて、神戸でプレーしていた選手たちみんなが少なからず成長したので、彼の存在はすごく大きいと思います」

世界最高峰の選手との経験を糧に成長を続け、欧州で躍進を続ける古橋。これからも、たくさんのマッシュルームポーズを見られるのを願うばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部


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