「顔面を強打し、肋骨に靴を入れられたが…」長谷部誠の奮闘ぶりに現地紙がチーム内最高評価!

2021年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランクフルトでのブンデス出場200試合目

イ・ジェソン(左)ら敵アタッカー陣と激しい競り合いを演じた長谷部(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月18日に行なわれたブンデスリーガ第17節で、長谷部誠と鎌田大地を擁するフランクフルトはホームでマインツと対戦。イェスパー・リンストロームが34分に挙げた1点を守り切り、1-0の勝利を収めた。

 2シャドーの一角に入った鎌田とともに、3バックの中央で先発した長谷部は、これまで2ゴール・6アシストと好調なオーストリア代表FWカリム・オニシウォや、韓国代表MFイ・ジェソンらと度々マッチアップ。体格では差がある前者に対し、巧みなボディコンタクトなど身体と頭を張った守備で、十分な仕事をさせなかった。

 その働きぶりを、現地紙『Frankfuter randshau』は高く評価。リンストローム、守護神ケビン・トラップ、好守を見せたエバン・エヌディカらとともに、4段階で最も高い「よくやった」を与えている。
 
 寸評では、「試合開始直後にオニシウォの肩を顔面に受け、直後にイ・ジェソンの靴を肋骨に受け、フランクフルトにおけるブンデスでの200試合目に痛いプレゼントをもらっていた。だが、彼は素晴らしいパフォーマンスでそうした痛みを挽回し、常に足下をチェックし、デュエルを制し、多くのボールを奪った。彼の働きが1対0のリードを揺らがぬものにした」
 
 この勝利でフランクフルトはリーグ戦3連勝を達成し、暫定5位に浮上した。ウインターブレイクを経て、シーズンが再開されるのは1月8日のドルトムント戦となる。さらにチームが上昇するため、このベテランの存在がチームに不可欠であると改めて示した一戦となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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