【移籍市場超速報】放出が既定路線のユーベのジョレンテにリバプールとマドリーも興味 etc.

2015年07月16日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

補強資金確保のためにもユーベのジョレンテ売却は既定路線。

ユーベ退団が濃厚なジョレンテ。ベニテス監督がポストワーカーを求めるマドリーへ? (C) Getty Images

【ユベントス】ジョレンテにリバプールとマドリーが触手
 
 パウロ・ディバラ、マリオ・マンジュキッチ、シモーネ・ザザという3人を獲得した一方、現時点での退団はアレッサンドロ・マトリ、カルロス・テベスの2名にとどまっているユベントスのFW陣。アルバロ・モラタ、キングスレー・コマンという若手2人の残留が確実視される中で、ベテランのスペイン代表フェルナンド・ジョレンテは移籍の可能性が濃厚と見られている。
 
 現在獲得に興味を持っていると見られるのが、かねてから噂に上っているリバプール、そしてレアル・マドリー。マドリーの新監督ラファエル・ベニテスは、パワープレーに有効な大型CFをベンチに置きたいという考えを持っており、ジョレンテのプロフィールはまさにぴったりだ。
 
 ユベントスはジョレンテを2年前に移籍金ゼロで獲得しているため、売却益は会計上すべて利益として計上できる。さらなる補強に動くための資金を確保する上でも、ジョレンテの放出は既定路線だ。
 
【フィオレンティーナ】マリオ・ゴメスのベジクタシュ移籍交渉が進展。後釜はデストロ?
 
 フィオレンティーナのドイツ代表FWマリオ・ゴメスのトルコ行きが濃厚になってきた。
 
 選手サイドとはすでに年俸550万ユーロ(約7億7000万円)の2年契約で合意が成立しており、後はフィオレンティーナとベジクタシュのクラブ間交渉で細部の詰めを残すのみ。
 
 こちらも7月16日には最終合意に達する可能性が高いという状況だ。移籍が決まった場合、フィオレンティーナが後釜として狙っているのがイタリア代表マッティア・デストロ。本人はフィレンツェでのプレーに意欲を見せており、フィオレンティーナにとっては高過ぎる年俸要求額を引き下げて妥協点を見出せれば、移籍が実現する可能性が高そうだ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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