「“肥大化”した選手層を整理する」マンUは冬に大幅な人員整理を計画へ。ラングニックが放出を認めた選手とは?

2021年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

レンタルか、もしくは完全移籍か…

ユナイテッドを率いるラングニック。 (C)Getty Images

 12月に入ってからマンチェスター・ユナイテッドを率いているラルフ・ラングニック。ドイツ人指揮官は戦術家としてはもちろん、クラブおよび選手を育て上げる手腕が高く評価されている。そして、新天地でもその力を発揮すべく、地盤を整える準備があるようだ。

 現地時間12月14日、現地紙『Daily Mail』は、「冷酷なラングニックは、肥大化したユナイテッドを削減することを計画。1月に放出する選手はすでにリストアップされている」と伝えた。

「ユナイテッドには大物選手たちがいて、彼らはもっと試合に出たいと要求している。だが、ラングニックは先発メンバーのクオリティーには満足しているようだが、ベンチに置いた選手やベテランのクオリティーには必ずしも満足していないようだ。

 そんななかで、レンタル移籍というのは彼にとって、そして選手にとってもメリットであると言えるだろう。本紙の調査の結果、アントニー・マルシアル、ジェシー・リンガード、ディーン・ヘンダーソンは、1月にレンタル移籍が認められる可能性がある。なかでもマルシアルは彼の代理人が退団を望んでいると公言したため、完全移籍の可能性もある」(『Daily Mail』)

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 また、同紙はフィル・ジョーンズ、ファン・マヌエル・マタもクラブ外での活躍を薦められることになるだろうとしている。

「しかし、すぐに選手を大幅に入れ替えることを考えていたとしても、そう簡単にはいかないだろう。マルシアルやリンガードは他クラブからも望む声があり、ヘンダーソンもGKとして十分な需要がある。だが、ジョーンズとマタを追い出すことは本当に難題だ。彼らは高給取りだが、ここ数年ほとんどプレーしていない。彼らがクラブを去ることは最善の利益である。もしかしたら、ラングニックの提言はそれを起こすための促進剤となるのかもしれない」

 ただ、当のユナイテッドは12日にトップチームの選手とスタッフに新型コロナウイルスの感染者が発覚し、17日に予定されていたブレントフォード戦の延期が決定した。大改革が予定されている1月を前に、当面はこれ以上の新型コロナ感染者を出さないための施策に追われそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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