「良い関係だっただけに…」オーバメヤンの主将剥奪にアルテタ監督は何を語った?「本当に傷つくものだ」

2021年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「次のキャプテンは誰になるか?」との問いには…

オーバメヤンの腕から腕章が外されることが決まった。(C)Getty Images

 アーセナルは現地時間12月14日、規律違反を犯したピエール=エメリク・オーバメヤンをキャプテンから外し、翌日に行なわれるプレミアリーグ第17節のウェストハム戦も欠場すると発表した。

 32歳のガボン代表FWは、海外渡航からチームへの合流が遅れたことにより、11日のサウサンプトン戦(〇3-0)でメンバー外となったほか、今年3月のトッテナムとのダービー(〇2-1)でも、チームミーティングに遅刻したことでスタメン落ちとなっていた。
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 ミケル・アルテタ監督は、ウェストハム戦に向けた会見でこの話題に触れ、「ここに来てから本当に、本当に良い関係だ。だからこそ痛い」と率直な心境を語っている。

「今言えることは、私たちが下した決断は本当に傷つくものであり、まだこのような状態なので、癒すのに少し時間が必要だということだ。だから今のところ、彼はスカッドには入っていない」

 気になるのは次のキャプテンは誰になるのかだが、特定の選手の名を挙げるのではなく、スペイン人指揮官はチーム全員でこの難局を乗り越えていく構えだ。
 
「我々はリーダーシップグループを持っていて、様々な選手がキャプテンに指名されている。前回の試合では(アレクサンドル)ラカゼットがそうだったし、グラニト(ジャカ)も以前務めた。本当に嫌な状況だし、軽率な決断をする時ではない。

 私やコーチングスタッフ、そしてクラブと、実に力強く明確なコミュニケーションをとっているのが、このリーダーシップグループであり、今後もそれを続けていくつもりだ。それが私たちの決断のひとつで、そのグループをもう少し良くし、彼らを教育し、常に正しいフィードバックを得て、クラブに信頼と強い文化を築き上げていく」

 キャプテン剝奪という異例の事態は、冨安健洋やアーロン・ラムスデイルら、主軸に若手の多いチームにどう影響を与えるのか。まずは勝点2差で追う4位ウェストハムとの一戦に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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