「空中戦では怪物」冨安健洋を偉大なOBと比較して地元メディアが激賞!「サーニャに引けを取らない」

2021年12月13日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「アーセナルは最も適した人材を見つけた」

OBのサーニャ(左)を引き合いに称賛された冨安。(C)Getty Images

 アーセナルの3試合ぶりの白星奪還に貢献し、冨安健洋には改めて賛辞が寄せられている。

 12月11日のプレミアリーグ第16節で、アーセナルはサウサンプトンにホームで3-0と快勝した。冨安が加入してから初の連敗を喫し、4戦3敗だったチームにとって、大きな価値のある白星だ。

 チームを勝利に導く活躍を見せたひとりが2得点に絡んだ冨安だ。アーセナル専門サイト『Pain in the Arsenal』は12月12日、日本代表DFを偉大なOBである元フランス代表バカリ・サーニャと比較し、「彼らは最も適した人材を見つけた。トミヤスはすごい」と称賛した。

【動画】「惚れ惚れする」冨安が見事なワンツーでお膳立て!アーセナルの華麗なカウンター弾

 同メディアは、今シーズンにアーセナルで出場した13試合で冨安のパフォーマンスが悪かったのは「ハーフ1、2回だけ」とし、「空中戦ではまさに怪物だ。サウサンプトン戦ではワンタッチパスやアンダーラップの能力を見せ、高い位置でプレーに絡んだ」と激賞している。

「最高なのは、自陣での1対1でのポジショニングだ。相手を最も脅威のない場所に追い込み、抜け目ないタックルを見舞う。とてもクリーンに仕事をこなし、気づかれないこともしばしばだ」

 そして、「サーニャとの類似点を考えないのは難しい」と、かつてのフランス代表と比較して賛辞を寄せた。

「頼りになり、守備でしっかりし、技術的に優れている。トミヤスは飾り気がなく、股抜きやヒーローになるパスを狙うことはないだろう。彼はプレッシャーの中でのシンプルさの価値を理解している。『ザ・頼れる男』としてサーニャに引けを取らない」

 アーセナルは15日の次節で5位のウェストハムと対戦。上位浮上を狙う。その後もプレミアリーグ特有のハードな日程が続く。抜群の安定度を誇る冨安の存在は、チームに欠かせない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】冨安がゴッドフリーに顔を踏みつけられた決定的瞬間

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