「フルハシはファンタスティックだ」ダイブ批判の古橋亨梧を宿敵レジェンドも擁護!「彼の動きを見習えと教え子に言っている」

2021年12月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「私が彼の好きなところは…」

批判を浴びる古橋に宿敵のレジェンドが賛辞を贈った。(C)Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は12月8日、古橋亨梧に対するダイバー批判を一蹴した。指揮官としては当然だ。一方で、ライバルクラブのレジェンドからも、古橋への賛辞が寄せられた。

 SNSでは宿敵レンジャーズのサポーターによる古橋への揶揄が絶えない。レンジャーズのOBや専門メディアも繰り返し古橋を批判している。

 だがもちろん、すべてのレンジャーズ関係者が古橋を非難しているわけではない。現在は指導者となったOBのバリー・ファーガソンは、古橋を「ファンタスティック」と称賛している。

『Daily Record』によると、ファーガソンは『Go Radio』で「ダイブに関して、彼はまったく気にしていないと思う。フィジカルな側面も楽しんでいると思うよ」と述べた。

「私は、彼が幸せで、サッカーを楽しんでいると思う。判定についてはたいしたことじゃないだろう。『キョウゴのダイブに注意しよう』と思って試合に臨むべきではない。彼はここで輝いている」

【動画】「オーバーリアクション」と英国人記者が糾弾! 小競り合いで頭を叩かれて倒れる古橋
 さらに、元スコットランド代表MFは「私は自分のクラブでも、ストライカーたちに彼を見ろ、彼の動きを見習えといつも言っているんだ」と続けている。

「私が好きなのは、ボールを失ったときに、味方を助けるために戻って守備をするところだ。彼はファンタスティックだよ」

 古橋本人は周囲の雑音に惑わされることなく、目の前の仕事に集中しているようだ。Daily Recordは、8日の様子から、古橋がダイブ批判に「まったく動じることがなかった様子」と伝えた。

 セルティックは9日、ヨーロッパリーグでベティスと対戦する。だが、すでにグループ3位の座が確定しているだけに、Daily Recordは日本代表FWに休養が与えられるかもしれないと報じた。いずれにしても、古橋は今後もピッチでネットを揺らすことだけを考えていくはずだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【画像】英国で反響!セルティックサポが投稿した古橋亨梧に"染まった"東京駅の様子
 

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