稲本潤一が契約満了で相模原を退団。「来シーズンからはサガミスタとして応援させてもらいます!」

2021年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「非常に濃い3年間を過ごさせてもらい感謝しかありません!」

「本当に3年間ありがとうございました!」と感謝を伝えた稲本。写真:田中研治

 SC相模原は12月9日、MF稲本潤一が契約満了で退団することを発表した。

 今年9月には42歳となった稲本は、ガンバ大阪のアカデミーから1997年にトップチームデビューを果たすと、99年のワールドユース(当時)で準優勝。2000年のシドニー五輪に出場し、その後のA代表に定着すると、01年にイングランドのアーセナルへ期限付きで渡る。02年の日韓ワールドカップに主力として臨み、グループリーグ第2戦のロシア戦では決勝点もマークした。

 その後は、フルアム、WBA、カーディフ(ともにイングランド)、ガラタサライ(トルコ)、フランクフルト(ドイツ)、レンヌ(フランス)を渡り歩き、2010年にJリーグ復帰。川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌を経て2019年から相模原でプレーしていた。今季は9試合に出場。クラブのJ2初勝利となった4節の大宮アルディージャ戦では今季初先発も飾っていた。

 そんな稲本はクラブを通して以下のようにコメントしている。

「今シーズンをもってSC相模原での挑戦が終了しました。非常に濃い3年間を過ごさせてもらい感謝しかありません!唯一の心残りは残留することができなかったことです。最年長としては責任を感じています。来シーズンからはサガミスタとして応援させてもらいます!本当に3年間ありがとうございました!」
 
 この一報を伝えたクラブの公式ツイッターには以下のようなコメントが続々と寄せられている。

「イナさん…3年間ありがとうございました!」
「ボール奪取からの攻撃にいつもトキメイていました!」
「まだまだ現役で頑張ってください!」
「来年から『サガミスタ』として、引き続き、よろしくお願いします」
「プレーだけでは無く、人柄も良く、ハイタッチで子供に声をかけてもらったり、一緒に写真を撮ってもらったり良い思い出ばかりです」

 今季は最終節まで残留の可能性を残していた相模原だったが、勝点38の19位で降格が決定。12月8日には、MF兵藤慎剛(36歳)、清原翔平(34歳)、星広太(29歳)、窪田良(30歳)、鍬田一雅(21歳)、DF後藤圭太(35歳)、GK真木晃平(23歳)ら7人の契約満了も発表されていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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