今夏にヴィッセル神戸からセルティックへ加入した古橋亨梧は、ここまで13試合の出場でリーグ２位タイの８ゴールと、得点を量産。しかしその一方で、一部の敵サポーターからは「簡単に倒れすぎる」と非難の声が上がり、元プレミアリーグ主審のキース・ハケットに至っては、古橋に罰金処分を科すべきとの見解を示すなど、思わぬ批判も浴びている。
【動画】「オーバーリアクション」と批判も… 小競り合いで頭を叩かれて倒れる古橋（２分27秒～）

　そうしたなか、地元紙『Daily Record』によれば、アンジェ・ポステコグルー監督が現地時間９日に行なわれるヨーロッパリーグのベティス戦を前に騒動に言及し、身長170センチと小柄な日本代表FWを全力で擁護している。
 

「非難している人は一体何者なんだ？キョウゴはジョッキーと同じくらいの体格で、１フット（約30センチ）近くも大きい選手と対戦しているのに、外野の人々は中傷している。私は（そんな記事を）読んでいないし、これからも同様だ。無知な人との議論に終始していると、最終的には彼らの仲間入りをすることになるので、絵空事は無視することにしている」

　そのうえで、今季途中までは横浜F・マリノスで指揮を執ったオーストラリア人指揮官は、「キョウゴは私たちのクラブにとっても、スコットランドのサッカー界にとっても素晴らしい存在だ。彼のような性格と能力を持った選手を、自分のクラブやリーグに入れたくないと思う人がいるとしたら、驚きだ」と改めて絶賛。圧倒的な結果を残しながら、愛弟子が不当な扱いを受けることに我慢ならないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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