現地12月３日に行なわれたベルギー・リーグ第17節で、三笘薫が所属する首位のユニオン・サン＝ジロワーズは、日本人選手７人が所属するシント＝トロイデン（STVV）と敵地で対戦。２‐１の勝利を飾っている。

　左ウイングバックで３試合ぶりに先発に復帰した三笘は、同じ３‐５‐２で臨んできた敵の右ウイングバック、橋岡大樹と再三に渡ってマッチアップ。今夏の東京五輪で共闘した２人が見応えのあるデュエルを披露した。

　ただ、一枚上手だったのは、やはり三笘だった。42分には、左サイドで味方のFKを見事なトラップで収めると、一瞬のスピードで橋岡を抜き去り、左足のピンポイントクロス。DFクリスチャン・バージェンスの決定的なヘッドは、GKシュミット・ダニエルの好セーブに阻まれ、アシストにはならなかったものの、違いを作り出した。

【動画】橋岡を翻弄！ 三笘が絶妙トラップからのドリブル突破→ピンポイントクロスで絶好機創出

　この試合を配信した『DAZN』がハイライト動画を公開すると、この突破シーンについて次のようなコメントが寄せられた。

「マジで三笘止められないな」
「橋岡も三笘の縦は警戒してただろうけど、それでもかわして絶妙なクロス上げたのは流石」
「三笘パスは安定してめちゃくちゃ上手いな」
「三笘意外と左足も使えるの驚異だな」
「こういう外し方何回も見たことあるけどやっぱり分かってても止められへんのかな」
「三笘トラップ上手いな～」
「橋岡もいい選手だけど三笘と対峙するとまだまだこれからって思っちゃうな」

　成長著しい橋岡でも止められなかった三笘の突破力は、ベルギーでも無双になりつつある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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