「またしてもドウアンが素晴らしい活躍」1G1Aの堂安律を現地メディアが高評価! PSV指揮官も名指しで絶賛

2021年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「欠かせない駒となっている」

今季3点目を叩き込んだ堂安。現地での評価も急上昇中だ。(C)Getty Images

 現地時間12月4日に行なわれたエールディビジ第15節で、日本代表MF堂安律が所属するPSVはホームにユトレヒトを迎え、4-1で快勝した。

 右ウイングで4試合連続の先発出場を飾った堂安は、51分に鋭い左足シュートでチームの3点目を奪うと、70分にはフィリップ・ムウェネのゴールをアシスト。1ゴール・1アシストという結果で勝利に貢献している。

 試合後、ロジャー・シュミット監督は完勝にご満悦だったようだ。現地メディア 『Trouw』が伝えている。

「リツやブルーマ、マウロ・ジュニオール、グティ(エリク・グティエレス)のように、シーズン序盤は活躍していなかった選手が、現時点で非常に高いレベルにあることに満足している」

 そうコメントした指揮官は「彼らがこれからもずっと先発に名を連ねるかは、私が決めることではない。彼らがプレーすることで勝利を掴めるとなれば、自然とそうなるだろう」と続けている。
 
 また、同メディアは「この試合では、またしてもドウアンが素晴らしい活躍をした」とマン・オブ・ザ・マッチに指名。そのプレーを絶賛した。

「昨シーズン、堂安はPSVでの将来はないと思われていた。彼はビーレフェルトにレンタルされてプレーし、そこで素晴らしい活躍を見せた。今シーズンが始まる前も、移籍の噂は絶えなかったが、彼はシュミット監督との話し合いを経て、ここで戦うことを決意し、1か月前にノニ・マドゥエケがケガをした際にチャンスを掴んだ」

 そして、「彼はいま、PSVにとって欠かせない重要な駒だ」と綴っている。

「堂安はユーティリティであり、その価値を示している。この日本人選手はコンビネーションに優れ、守備もこなし、ユトレヒト戦では何度もゴール前でチャンスを演出した。後半からマドゥエケが投入された際には、何の問題もなく左に回った。彼のプレーにハズレはなかった」

 東京五輪出場で出遅れたこともあり、開幕後しばらくは出番が少なかった堂安だが、チャンスを生かして定位置を掴みつつある。好調のレフティから、目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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