久保や堂安だけじゃなかった…東京五輪銀メダルのスペイン、フィードプレーヤ―19人中15人が故障の衝撃

2021年12月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペドリの出場はわずか4試合

ペドリ(左端)をはじめスペインの東京五輪代表の面々は故障に苦しんでいる。(C)Getty Images

 やはり、過酷なスケジュールの影響が出ているようだ。

 スペイン紙『MARCA』は12月2日、今夏の東京オリンピックに出場したU-24スペイン代表のメンバー22人のうち、すでに15人が今シーズンに故障をしていると報じた。

 東京五輪で銀メダルを獲得したスペインは、全6試合を戦った。グループステージから厳しい戦いが続いたうえ、準決勝の日本戦(1‐0)、決勝のブラジル戦(1‐2)はいずれも延長戦に持ち込まれる死闘となった。

 とりわけEURO2020に出場し、ほとんど休むことなく五輪に合流した6選手は、心身ともにかなりの消耗をしたはずだ。象徴的なのは、EUROでも主力を担ったバルセロナのMF
ペドリで、新シーズンはまだ公式戦4試合にしか出場しておらず、現在も離脱中だ。

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 記事によれば、"故障者リスト"に入らなかった7人のうち3人はGKで、フィールドプレーヤーで"無傷"なのは、ラファ・ミル(セビージャ)、パウ・トーレス(ビジャレアル)、マルク・ククレジャ(ブライトン)、ヘスス・バジェホ(レアル・マドリー)だけだという。

 もちろん、こうした状況はスペインに限ったことでない。日本も五輪で全試合に先発した久保建英(マジョルカ)が、右膝の故障でキャリア初となる長期離脱(2か月)を強いられ、その20歳とともに攻撃をリードした堂安律(PSV)も、1か月ほどチームを離れた。

 また、オーバーエイジ枠で出場した吉田麻也、遠藤航、酒井宏樹の3人も、その後のワールドカップ・アジア最終予選の過酷さも相まって、コンディションの調整に苦しんでいる。

 ここまで怪我はしていなくても、休めなかった影響がどこで出てくるかは分からない。もちろん、故障のすべてが疲労によるものではないとはいえ、五輪出場組にとっては、やはり厳しいシーズンになっていると言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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