「お前はキャプテンを降りろ」城彰二がリトバルスキーによる“主将剥奪”の真相を激白!

2021年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「俺はこんなところにいる選手じゃない」

加入2年目のシーズンにリティから腕章を託された城氏だったが…。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏が、11月30日に自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』を更新。横浜FC時代にキャプテンを剥奪された過去を明かした。

 城氏は前々回の配信で、2002年シーズン終了後にヴィッセル神戸から戦力外通告を受け、中国の山東泰山以外にオファーがなく、27歳にして引退を覚悟していた時に横浜FCから声が掛かったことを告白。ジェフユナイテッド市原時代のチームメイトでもあったピエール・リトバルスキー監督から「本気でやるんだったら、うちで受け入れる。お前を再生させる」と言われ、現役続行を決断したことを明かしていた。

 そのリティの期待に応え、1年目で公式戦16ゴール(うちリーグ戦12点)を挙げた城氏は、「これでJ1に戻れる」と、個人昇格できると思っていたという。ところが、「城はもう終わった」という評価でJ1クラブからオファーは届かず、「なんでだよ。20点取ればいいのかよ」と自暴自棄になっていたという。

「拾ってもらったのに、俺はこんなところにいる選手じゃない、とプライドが捨てきれなかった。当時はそんな考えしか持てなかった」

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 そうした元日本代表ストライカーの様子を見かねたのか、リトバルスキー監督から「キャプテンをやらないか」と主将就任を持ち掛けられたという。

「キャプテンは、高校(鹿児島実業)以来だった。引っ張らないといけないというキャプテン像があったし、チ―ムのこともいろいろ考えなきゃいけないと思ってプレーしていた」

 すると、「自分がゴールするというより、チームを勝たせたい。周りを活かしたい」という意識が芽生えた一方で、「いろいろ考えていたら、自分のプレーが全くできなくなった」という。

 そして、リトバルスキー監督から、シーズン途中に「お前はキャプテンを降りろ。お前にはできない」と指摘され、「なんで?」と聞くと、次のように指弾されたという。

「お前はキャプテンをやると自分のプレーができない。他のことばかり考えて、自分が疎かになっている。それだとチームにとって全然意味がない」

 この2年目のシーズンは結局、公式戦8ゴール。横浜FCでの4シーズンで、唯一二桁得点に到達できなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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