「タケの膝の状態は万全。だが…」久保建英の国王杯出場を阻む“天敵”とは? 指揮官が起用を断言できない「カップ戦ならではの事情」

2021年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「45~60分のプレーは1歩前進」

古巣のヘタフェ戦で66日ぶりの出場を果たした久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 現地時間11月27日に開催されたラ・リーガ第15節のヘタフェ戦(0‐0)で、久保建英が約2か月ぶりに復帰したマジョルカは、12月1日、コパ・デル・レイ(国王杯)の1回戦で、4部のヒムナスティカ・セゴビアーナとアウェーで対戦する。

 古巣のヘタフェ戦で、日本代表MFは68分から途中出場。決定的な仕事はできなかったものの、クロスやドリブルなど随所に持ち味を発揮した。

 マジョルカの公式YouTubeによれば、ルイス・ガルシア監督は、G・セゴビアーナ戦の前日会見で「タケ・クボの膝の状態はパーフェクトだ」とコメント。「もし、ピッチにぬかるみが多いなら、タケはプレーできないが、そうでなければ問題なくプレーできるだろう」と続けている。

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「膝の状態は万全だが、ピッチが十分な状態でなければ、彼のことを少し守ることになる。もしピッチの状態が良ければ、プレーするのは良いことだと思う。45~60分のプレーは、1歩前進ということになる」

 4部のチームが相手だけに、荒れたピッチで無理をさせて、再び怪我をするリスクを考えているのだろう。指揮官は最後にもう一度、こう強調した。

「ピッチの状態が良ければ、間違いなくプレーする選手のひとりになる」

 今夜の試合にピッチに立てるかどうかは、ピッチコンディション次第ということになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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