ナポリが一周忌を迎えた英雄マラドーナの銅像をお披露目!チームは“特別ユニ”で難敵を粉砕

2021年11月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

一周忌の追悼セレモニーを実施

ナポリはジエリンスキ(左端)、メルテンス(左から3人目)らのゴールで、ラツィオ相手に快勝を収めた。(C) Getty Images

 不世出の天才ディエゴ・マラドーナがこの世を去って1年――。

 現地時間11月28日に行なわれたセリエA第14節のナポリ対ラツィオ戦の試合前、その名が冠されたナポリの本拠地「ディエゴ・アルマンド・マラドーナ・スタジアム」では、25日に一周忌を迎えたマラドーナの追悼セレモニーが行なわれた。

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も駆けつけたスタジアムでお披露目されたのが、選手として最盛期を過ごし、数々の伝説を残したナポリの英雄を模した銅像だ。

「10」の数字の上で躍動するマラドーナの銅像は、左足が金色に彩られており、台座には「Grazie Diego(ありがとうディエゴ)」とメッセージが刻み込まれている。

【画像】左足が黄金の輝き!お披露目されたマラドーナの銅像

 選手たちはマラドーナの肖像がデザインされた特別なユニホームを身に纏い、ラツィオを4-0で圧倒。英雄に勝利を捧げた。

 試合後、GKのダビド・オスピナは、「ディエゴのために勝ちたかった。彼に対する敬意が後押しになった」とコメントした。

 セリエAで首位を走るナポリは、マラドーナ在籍時の89-90シーズン以来、32シーズンぶりのスクデットへ向けて好調を維持している。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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