「お前のせいで負けたと言ったら殴られた」松井大輔が元日本代表DFとの“秘話”を内田篤人に告白「殺人予告とかもあったみたい」

2021年11月26日 サッカーダイジェスト編集部

「僕が蹴っていたら…」

松井が11年前の南アフリカ・ワールドカップを振り返った。(C)Getty Images

 元日本代表MFの松井大輔が、DAZNで配信されている内田篤人氏の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回に出演。自身が出場した2010年の南アフリカ・ワールドカップについて振り返った。

 内田氏が大会直前に右SBのレギュラーを外され、出番なしに終わったのに対し、松井は10番の中村俊輔に代わって定位置を確保。全4試合に先発し、初戦のカメルーン戦で本田圭佑の決勝点をアシストするなど、岡田ジャパンのベスト16進出に大きく貢献した。

 内田氏から「めちゃめちゃ走ってましたもんね」と称えられた松井は、「1試合目でやめようと思った。2試合目に出られないと。高地だったでしょ。疲労が半端なかった」と、ギリギリの戦いだったことを明かした。

 決勝ト―ナメント1回戦ではパラグアイと対戦。スコアレスのまま突入したPK戦で、内田氏に代わって右SBの定位置を得た駒野友一が失敗し、初の8強入りを逃した。試合後、涙に暮れる駒野を、目を真っ赤にしながら阿部勇樹とともに両脇で支えた松井の姿も印象的だった。
 
「松井さんって、PK蹴ってましたっけ?」と聞かれると、「蹴ってない。交代してたから。僕が蹴っていたら、駒野みたいなミスはしない」ときっぱり。内田氏が慌てて、「皆さん、仲いいから言えるんだからね」とフォローした。

 同じ関西出身の同級生で「小学校から知っている」という駒野について、さらに「みんな思っていると思うけど、あれは駒野のせいです」と真顔で冗談を言った松井は、こう続けている。

「駒野の前で、お前のせいで負けたからねと言ったら、普通に殴られた。バシッて」

 これに大爆笑した内田氏が「今は?」と聞くと、「今は全然問題ない。でも、あの時は大変だったみたい。殺人予告みたいなのもあったみたい。だから、あんまりいじっちゃいけない」とコメント。「めちゃくちゃいじってるじゃないですか」と突っ込まれていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集

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