「ショックだった」城彰二が神戸時代に受けた衝撃の“0円通知”を回想「川勝監督が解任され泣いたよ。その後は完全に干された」

2021年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「松田さんからの評価は相当低くて」

苦悩したヴィッセル時代を振り返った城氏。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏が11月23日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』を更新。2002年シーズンに1年だけプレーしたヴィッセル神戸時代を回顧した。

 3日前の更新で、スペインのバジャドリーへの完全移籍が破談となり、半年間のレンタルから復帰した横浜F・マリノスに「裏切られた」と不信感を持ち、モチベーションが下がっていたことを明かした城氏。「もうマリノスから出たい」と思っていたところに、声を掛けてくれたのが、神戸だったという。

「当時の川勝(良一)監督が獲りたいと言ってくれた」

 その時の神戸は、三浦知良、岡野雅行、播戸竜二、望月重良、平野孝ら錚々たるメンバーが集まっていたが、「なかなか結果が出なかった。うまく嚙み合わなかった」という。

 心機一転で移籍した城氏も、「簡単にはいかなかった。変わろうと思って行ったけど、変われなかった。結果を出せなかった」。結局、川勝監督が7月に解任され、「泣いたよ。申し訳ないって。獲ってくれたのに、結果を出せなくて。自分のせいだと思った」と、恩師の前で謝罪したことを明かした。

【動画】「マリノスに裏切られた」バジャドリー退団の真相を明かした城彰二
 そして、川勝監督の後任になったのが、コーチから昇格した松田浩氏だった。

「終わったと思った。川勝さんからは信頼があったけど、松田さんからの評価は相当低くて。完全に干された。『お前は使わない』と言われたんじゃなかったかな。サブからメンバー外になり、試合を見に行く立場になった」

 そしてシーズン終了後、戦力外通告、いわゆる「0円通知」が届いたという。「ハガキが届いて、初めての0円通知だった。本当に0と書いてあった」と語った城氏は、こう振り返っている。

「薄々感じてたけど、見た時は青ざめたというか、複雑な感じだった。ショックだった」

 1998年のフランス・ワールドカップに主力として出場したストライカーが、まさかその4年後に27歳で戦力外になるとは、思ってもみなかったのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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