「最高の夜だ」マンU暫定指揮官、初陣での大一番勝利に手応え十分!「正直、美しいフットボールは望めないと…」

2021年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

前監督スールシャールへの思いも

初陣を白星で飾ったキャリック暫定監督。(C)Getty Images

 現地時間11月23日にチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第5節が開催され、首位のマンチェスター・ユナイテッドは、勝点7で並ぶビジャレアルと敵地で対戦。スコアレスで迎えた78分にクリスチアーノ・ロナウドのCL5戦連発弾で均衡を破ると、90分にはジェイドン・サンチョに待望の加入後初ゴールが生まれ、2-0で勝利。最終節を前に3シーズンぶりの決勝トーナメント進出を決めた。
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 クラブ公式によれば、21日に解任されたオレ・グンナー・スールシャールの後任として、コーチから昇格したマイケル・キャリック暫定監督は試合後、初陣での快勝に手応えを口にしている。

「とても意味のある勝利だ。彼らは良いチームで、後半はボールを保持するのに苦労した時間帯もあったが、交代した選手たちが大きな影響を与えてくれた。ダビド(デ・へア)が1、2度セーブしてくれたことも我々に優位に試合を運ばせてくれたね。選手にとっても、クラブにとっても最高の夜だし、チャンピオンズリーグで勝ち上がれたことも素晴らしい。この勝利をオレに捧げたい」
 
 直近の公式戦8試合でわずか2勝と不振にあえぐなかで、戦前は非常に厳しい戦いを想定していたようだ。

「正直に言うと、この会場で美しいフットボールは望めないと思っていた。結果が出ずに苦しい時期、個人としてもチームとしても調子が上がらないときに歯車を嚙合わせるのは簡単ではない。ある意味、今夜は最高の形で勝てたと言えるかもしれない。個性を発揮しなければならなかったし、耐えないといけなかった。自分たちの思い通りになった時もあれば、そうでない時もあり、時には流れが変わってしまうこともあった。後半は再び団結し、最後には交代で出場した選手たちが大きな効果を発揮してくれた」

 今後に向けては「フレッシュな気持ちで再スタートを切りたい。まだまだこれからだ」と力を込めた40歳の元イングランド代表指揮官。装い新たに、リーグ戦でも上位戦線へ加わることはできるか。28日には、勝点12差で首位のチェルシーと敵地で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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