「リバプールにとって心強い」躍動した南野拓実の“覚醒”に現地メディアが期待!「新たな自信が感じられる」

2021年11月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「約60分ごとに1得点を挙げている」

アーセナル戦で、アンフィールドでのリーグ戦初ゴールを決め、喜びを爆発させた南野。(C)Getty Images

 冨安健洋を擁する好調アーセナルにネットを揺らし、4-0の快勝に貢献したことで、リバプールの南野拓実はさらに飛躍できるだろうか。

 南野拓実は現地時間11月20日、プレミアリーグ第12節のアーセナル戦で途中出場し、直後に今季リーグ戦初得点を挙げた。リーグカップの2試合で挙げた3得点に続き、今季4点目となるゴール。負傷や1月のアフリカ・ネーションズカップ(CAN)による主力離脱で、今後の出場機会が注目される。

 リバプール専門サイト『LIVERPOOL.COM』は「シンプルなフィニッシュだったかもしれないが、今季のミナミノのおなじみのパターンであり、リバプールにとって心強い兆し」と報じている。

「現在は約60分ごとに1得点を挙げている。確かに大半はリーグカップでの得点だが、チーム得点王タイだった見事なプレシーズンを経て、ようやくアンフィールドで力を発揮できるようになったというさらなる証拠だ」

 同メディアは「プレシーズンからミナミノのスタイルには新たな自信が感じられる。よりシャープで、ボールに対する自信があるようだ。サウサンプトンにレンタル移籍する前の彼は、ボールを持った際に少し迷うようで、試合から消える傾向にあった」と続けている。

【動画】見事な連係から南野が今季プレミア初ゴール! 冨安が先発したアーセナルとの熱戦の模様をチェック
「それが変わったのは確かだ。プレシーズンでもミナミノは定期的に試合に影響を及ぼせていた」

 そのうえで、LIVERPOOL.COMは「もちろん、証明しなければいけないことはまだたくさんある」と、南野には課題も尽きないとした。

「長期的にリバプールで成功するには、肉体的に筋肉とスピードが足りないと思われる。ビッグチーム相手にプレミアリーグでコンスタントに活躍できるか疑問符もつく」

 その疑問符を払しょくできるのか、その答えは今後のピッチにある。

 同メディアは「(ディオゴ・)ジョッタが離脱すれば、ミナミノにはステップアップしてチャンピオンズ・リーグやプレミアリーグで活躍できると示す機会が回ってくる」と締めくくった。

「ミナミノがサディオ・マネやモハメド・サラーとスタメンで組んだことはほとんどない。今季の良い土台を基に、最高のアタッカーふたりと組めば、さらにプレーを向上させられるはずだ」

 日本のファンは、それを心待ちにしている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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