【J1ベストイレブン】MVPはPKストップの徳島守護神!神戸、名古屋、浦和の上位陣から2選手ずつを選出|36節

2021年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

伊藤敦樹と高橋祐治が初選出!

【36節のベストイレブン】

 Jリーグは、11月20日にJ1第36節の10試合を各地で開催した。ここでは、今節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 主役は、殊勲のPKストップで勝利を手繰り寄せた徳島ヴォルティスの守護神だ。

 FC東京戦で先発したGK上福元直人は、セービングと足下のボールさばきで守備を安定させると、1点リードで迎えた58分のPKもがっちりとキャッチ。その後も相手の攻撃を完封した。17位の徳島は、これで連敗を2でストップ。降格圏脱出こそならなかったものの、残り2節での逆転残留に希望をつなぐ貴重な勝点3を得た。

 なお、今節勝利できなかった18位大分トリニータ、19位ベガルタ仙台、20位横浜FCのJ2降格が決定している。
 
 勝利を収めたヴィッセル神戸、名古屋グランパス、浦和レッズからは、それぞれ2選手ずつをピックアップした。

 神戸のセルジ・サンペールは中盤での配給もほぼノーミス。ワンボランチのお手本のようなプレーでチームにリズムをもたらす。大迫勇也は一瞬の隙を見逃さずに先制弾を決め、追加点につながるPKも獲得した。

 名古屋のシュヴィルツォクは前半のうちに2得点を叩き込み、相馬勇紀はその2得点をアシスト。チームが狙いとした崩しをプレーで体現した。

 浦和の伊藤敦樹はJ初ゴールを決め、決勝点となる2点目をアシスト。岩波拓也は横浜・Fマリノスの強力な攻撃を防ぎ、カバーリングや2列目からの飛び出しにも対応した。

 そのほか、清水エスパルスの鈴木義宜は約半年ぶりの先発で抜群のパフォーマンスを発揮し、無失点に貢献した。湘南ベルマーレの岡本拓也は攻守に奮闘し、1ゴール・1アシストを記録。川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンは2得点のみならず最前線でボールを収め、まさにエースとしてチームをけん引した。柏レイソルの高橋祐治は壁としてアビスパ福岡の2トップに立ちはだかった。

【PHOTO】J1第36節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第36節、編集部厳選ベストイレブン!

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