【移籍市場超速報】ベティス、ファン・デルファールトに続いてパッツィーニに触手 & ローマはパリSGのGKシリグを狙う

2015年07月09日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

パッツィーニにはしかし、サンプドリアとヴェローナも興味。

リーガ1部復帰を果たしたベティスは、ファン・デルファールトの獲得に続き、このパッツィーニも狙っている。 (C) Getty Images

【ベティス】ミラン退団のパッツィーニに照準
 
 リーガ・エスパニョーラ1部復帰を果たしたベティスは、オランダ代表MFラファエル・ファン・デルファールトの獲得に続いて、ミランを退団したイタリア代表FWジャンパオロ・パッツィーニに触手を伸ばしている。
 
 昨シーズンまでフィオレンティーナのテクニカルディレクターを務め、イタリア・サッカーの事情に詳しいベティスのマシアSDは、
「パッツィーニは我々のニーズに合致したストライカーだ。状況が許せば獲得することも考えている」
 とコメントしている。
 
 しかしパッツィーニにはサンプドリア、ヴェローナも興味を示しており、むしろこちらのほうが実現の可能性は高そうだ。
 
【ローマ】新GKの第一候補にイタリア代表シリグ
 
 ターゲットだったカルロス・バッカとルイス・アドリアーノをミランに奪われたこともあり、現時点ではイアゴ・ファルケ(ジェノアから)の獲得だけに留まっているローマだが、サバティーニSDは積極的に動き続けている。
 
 優先順位の高い補強ポイントは、センターフォワードとゴールキーパー。前者についてはエディン・ゼコに照準を絞って交渉を進めており、すでに選手サイドとは合意に達しているため、残るはクラブ間交渉のみ。
 
 GKは、パリSGがケビン・トラップ(フランクフルトから)を獲得したことで移籍の可能性が出てきたイタリア代表サルバトーレ・シリグを第一候補に動いている。
 
 代替候補は、インテルナシオナウのアリソン、そしてサンプドリアとの契約を満了したアルゼンチン代表セルヒオ・ロメロ。今後の展開が注目される。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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