「アンフィールドは常に試練だが…」アーセナル指揮官が鬼門攻略へ意気込み!「4位になることが目標ではない」

2021年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

アルテタも先発した2012年以来、未勝利

アルテタ率いるアーセナルは、鬼門の地でリバプール撃破なるか。(C)Getty Images

 アーセナルのミケル・アルテタ監督が現地時間11月19日、プレミアリーグ第12節のリバプール戦を控え、前日会見に出席した。クラブ公式サイトや英紙『Daily Mail』が伝えている。

 昨シーズンの8位から巻き返しを期すアーセナルは、開幕3連敗と最悪のスタートを切ったものの、今夏に加入した23歳の同級生コンビ冨安健洋とアーロン・ラムズデイルが先発に名を連ねた4節以降は、リーグ戦8試合負けなし(6勝2分け)と絶好調。

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 順位もチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位リバプールまで、勝点2差の5位まで巻き返してきたが、スペイン人指揮官が見据えるのはあくまで2003-04シーズン以来のリーグ制覇だ。

「クラブは4位になることではなく、ベストを尽くすことを目的としている。その精神と意欲はクラブの歴史の賜物だ。私たちは常に最大の目標を達成しようとしていなければならない。もしそうでなければ、このクラブでプレーするためのメンタリティとしては不十分と言える。無論、それを達成できるかどうかはこれからだが、期待のレベルは最高である必要があるね」
 
 ただ、決戦の地アンフィールドとアーセナルの相性は悪く、リーグ戦で最後に勝利したのはアルテタも先発した2012年まで遡る。

「アンフィールドに行くことは常に試練だ。しかし、サッカーをするには魅力的なスタジアムだ。感情的にも、肉体的にも、戦術的にも、最高の状態で、レベルを上げることができれば、あそこほど自分が立派なサッカー選手であることを実感できる良いグラウンドはない」

 リーグ最年少監督のもと、若くフレッシュな面々が揃うアーセナルは、モハメド・サラーら超強力攻撃陣を誇るリバプールを抑え込み、負の歴史を終わらせることができるか。冨安と南野拓実の日本代表対決の実現にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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