「日本の“宝石”」中島翔哉の活躍ぶりを現地メディア記者が絶賛!「背番号10らしいプレー。見ていて楽しい」

2021年11月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップ下で先発し、2アシストを記録

チームのベスト16進出に貢献した中島。復帰後初アシストをマークした。(C)Getty Images

 現地時間11月19日、ポルトガルのリーグカップ「タッサ・デ・ポルトガル」の4回戦が行なわれ、ポルティモネンセが2部ペナティエルと対戦し、3-0で勝利を収めた。

 この試合でトップ下で先発し、2アシストを記録したのがMF中島翔哉だ。現地メディア『MAIS FUTEBOL』のアンドレ・クルツ記者は、「ポルティモネンセは『戦術ナカジマ』を展開し、前半だけで勝利を確かなものにした」と絶賛している。

「ハーフタイムの時点で、パウロ・セルジオのチームは3点を先取し、試合を決めていた。ナカジマは2つのアシストを記録し、先制点と3点目を導き出した。ペナティエルはポルティモネンセと素直に相対した。白黒チームを正確なクロスで苦しめる場面もあったが、奏功しなかった。

 セルジオ監督や、中島を中盤に配置する人間は、試合の流れがいつでも変えられることを知っている。そしてそれは事実として起こった。この日本人は最初の数分で『気品のある雰囲気』を醸し出しており、26分にその瞬間は訪れた」
【画像】ともに先発した中島翔哉&中村航輔の試合中の様子をチェック! 
 クルツ記者は「日本の"宝石"ナカジマは、彼のシャツナンバーである10番らしいプレーで中央に飛び出し、ドリブルで相手をひきつけ、すべてを簡単にした」と先制点の場面を振り返っている。

「彼が右サイドにはたくと、味方は躊躇することなくシュートを放った。ナカジマ、ゼ・ヴァレンテ、ヴェリス・バスを中心とした試合は、見ていて楽しいものばかりだ。後半にヴェリスとナカジマがピッチを去ってからは、チームは前半のリズムを失い、11月の寒さが文字通り身に沁みた」

 負傷のために昨シーズン後半を棒に振った27歳のアタッカーは、実戦に復帰してからはゴール、アシストをマークし、徐々に調子を上げている。その存在感は、現地メディアの記者の目にも印象的に映ったようだ。

 勝利したポルティモネンセは同リーグカップのベスト16に進出。同試合では中村航輔も移籍後初の公式戦出場を叶え、クリーンシートに貢献した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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