「キョウゴが無傷なら優勝だ」古橋亨梧が王座奪回のキーマンに! セルティックのレジェンドOBが指名「間違いない」

2021年11月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

起用ポジションは「CFがベスト」

スコットランドでゴールを量産している古橋。レジェンドもその活躍ぶりに感服のようだ。(C)Getty Images

 今夏に加入したスコットランドの強豪セルティックで躍動を続けているのが、日本代表FWの古橋亨梧だ。ここまで公式戦18試合でチームトップの13ゴールを叩き出し、リーグ戦7点は得点ランキングトップタイと、名門の攻撃をけん引している。

 そんな古橋に対して、加入時から賛辞を贈っているのが、クラブのレジェンドOBであるケニー・ダルグリッシュだ。これまでにも何度か称賛を綴った現地紙『Sunday Post』のコラムで、次のように称えている。

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「キョウゴは日本での生活を切り上げ、スコットランドに来た。それまで世界的には無名な小柄の選手だった彼は、アンジェ・ポステコグルーによって引き抜かれたが、以降は自分の足でしっかりと歩いている。ケガで2週間ほど不在にしたときは、その存在がいかにチームにとって重要なのか思い知らされた」
 
「それと同時に、この成功は他所からの視線を集めることになるだろう。すでにほかのクラブが目を付けていても誰も驚かないはずだ。とはいえ、今冬に彼が引き抜かれるようなことにはならないと思っている。なぜなら、彼はチームの一部として、ここでのサッカーを楽しんでいるように見えるからだ」

 また、ダルグリッシュは、たびたび議論となっている古橋の起用ポジションについて、「CF以外はありえない」と断じている。

「彼は質の高いセンターフォワードであり、それが彼のベストポジションであることは疑いようがない。指揮官としては、これからの冬のインターバルを迎えるまでの7週間で、いかに選手を良い状態でキープすることができるかが悩みの種だろう。ヨーロッパリーグで2試合、リーグカップの準決勝ともしかしたら決勝、そしてリーグ戦だ。

 これらの期間を、キョウゴが無傷で乗り切り、監督の思惑通りに役割を果たすことができれば、セルティックはシーズン後半に向けていい状態に向かうはずだ。そして、彼が万全のまま進むのであれば、リーグタイトルは我々のものになるだろう」

 セルティックは昨シーズン、宿敵レンジャーズにリーグタイトルを奪われ、王座奪回に燃えている。レジェンドOBからそのカギを握る存在として名指しされた古橋は、その期待に応えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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