「ベトナムのピッチはデコボコ」日本の報道に敵国メディアが猛反論!「“牛舎”と呼ばれた芝は改善された。なのに不満を言っている」

2021年11月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「芝の表面は非常に良好な状態だった」と主張

日本対ベトナムが開催されたスタジアムのピッチ状態が物議を醸している。(C)Getty Images

 日本メディアの主張に納得がいかないようだ。

 11月11日に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節で、日本代表は敵地ハノイでベトナム代表と対戦。開始17分に伊東純也が挙げたゴールで1‐0の勝利を飾った。

 試合後、会場となったミーディン・ナショナルスタジアムのピッチが「デコボコだった」と一部の日本メディアが報じたことに反論したのが、ベトナム・メディア『kenh14』だ。「ミーディン・ナショナルスタジアムは改装されたのに、日本のメディアにデコボコだったと批判された」と見出しを打ち、次のように報じている。

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「9月のオーストラリア戦で、ミーディンスタジアムに関する意見を受け、芝の管理チームはベトナム・サッカー連盟と調整して、アジア・サッカー連盟のニーズを満たすためにピッチに手を加えて、アップグレードした。試合の2日前、国内の記者が指摘したように、芝の表面は非常に良好な状態だった」

 同メディアは、「以前、オーストラリアのファンや専門家が"牛舎"と呼ばれた場所は、新装された」と強調し、こう締めくくっている。

「どういうわけか、日本のメディアはピッチについて不満を言った。おそらく、最小スコアでの勝利は、日出ずる国で世論の期待を満たさなかったからだろう」

 とはいえ、例えば伊東のゴールをアシストした南野拓実のドリブルを見ても、ボールが不規則に弾んでいるように見える。「最高の状態だった」とは言い難いのだが…。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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