「活を入れる!」堂安律が森保ジャパンにもたらす変化とは?コンディションは「絶好調です」

2021年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「出るなら右のインサイドハーフかウイング」

コンディションは「絶好調」と語る堂安。オマーン戦での活躍に期待だ。(C)JFA

 日本代表の堂安律が絶好調を宣言した。

 堂安は、10月シリーズで森保ジャパンに招集されていたが、サウジアラビア戦を前に負傷離脱。所属するオランダのPSVに戻って治療を続け、11月4日に行なわれたヨーロッパ・リーグのモナコ戦でベンチ入りすると、58分から登場し実戦復帰した。同日に発表された11月シリーズに挑む日本代表メンバーには選ばれていなかったものの、後日追加招集された。

 そんな堂安は、負傷した膝の状態については「絶好調です。サッカーがしたくてウズウズしていた」と語り、「これだけ、怪我で離れていたのは僕のキャリアで初めて。すごくメラメラしていた」と明かす。

 試合出場については、「毎回燃えているので分からない」としながらも、次戦のオマーン戦に向けてこう意気込みを語った。

「2回も同じ相手に負けられないのは、みんな分かっていること。ベトナム戦(1-0)で勝ったけど、手放しで喜べるとは思っていません。それは選手自身も分かっている。次は心の底から喜べるような勝ち方をしたい」
 
 堂安が不在時に行なわれたオーストラリア戦から森保一監督は4-3-3のシステムを採用。4-2-3-1の布陣で堂安が定位置としていた2列目右サイドのポジションはなくなったが、出場へ向けてのイメージは十分だ。

 オマーン戦に出場するならば、「活を入れるというか、出ている選手に刺激を与えるような役割」に意欲を示し、こう続けた。

「出るなら右のインサイドハーフかウイングかなと思っています。3ボランチのような形でポゼッションしているように見えるので、僕が出ると少しスタイルが違って、ボランチというよりフォワードやウインガーに近いトップ下のようなインサイドハーフになると思います。今の3ボランチから変化を加える役割を与えてもらえれば、そういうプレーはできると思います」

 堂安は最終予選5試合で4ゴールしか奪えていない森保ジャパンの起爆剤となれるか。

「代表に選ばれれば、選ばれるほど、回数は増えれば、増えるほど。呼ばれるごとに責任感は大きくなっている」そう熱い想いを吐露した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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