「なぜモリヤスは古橋をサイドで起用する?」英メディアが森保采配に苦言!「日本がW杯に出たいなら…」

2021年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どこでプレーすれば彼が最強かは明白」

セルティックで18戦13発と絶好調の古橋の先発起用を推す声は少なくないが…。(C)JFA

 古橋亨梧はサイドではなく、前線の中央でプレーさせるべきだ。セルティックのサポーターや、彼らを日ごろから追っているメディアは、そう考えているだろう。

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は今季、古橋をサイドで起用することがあった。だがその都度、周囲からは「キョウゴはやっぱり真ん中で」との声が寄せられている。

 古橋自身も先日、中央でのプレーを「居心地よくて結果も出せている」「強みが出せるポジション」と表現した。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は11月12日、発言を紹介し、「どこでプレーすれば彼が最強かを見ている者には明白で、サプライズではない」と伝えている。

「日本のスターは必ずしも、とてつもないパワーを持っているわけではない。すごいスピードがあるわけでもない。彼にあるのは、センセーショナルな動きだ。ストライカーの本能であり、スコットランドで彼はそれを示してきた」

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 そして、同メディアは「これは日本代表で出場するときのテーマでもある。ハジメ・モリヤスは定期的にキョウゴをサイドで起用した。直近5試合中3試合で左サイドだ。そこは、彼が最もやりやすい場所ではない」と、森保一監督の起用法に苦言を呈している。

「オーストラリア戦とベトナム戦はトップでプレーしたが、合わせて44分間しかピッチにいなかった。代表での彼はまだ、自分の最強のポジションでフル出場していないのだ。モリヤスは以前もそれで批判を浴びている」

「クラブでも代表でも、キョウゴは求められたことをなんでもやるという姿勢だ。彼はそういう選手なのだ。だが、ポステコグルーやモリヤスには、彼のベストを引き出す責任がある。セルティックのボスはそれをしているが、後者は同じと言えない」

 最後に、『67 HAIL HAIL』は「火曜のオマーン戦で彼にお気に入りのポジションが与えられることを願っている」と、ワールドカップ(W杯)予選の重要な一戦で、セルティックのエースをCFとしてスタメン出場させるべきと主張した。

「サムライブルーがW杯への切符を目指すなら、精神面と能力の双方で違いをつくるのは彼だ」

 森保監督は、どのような布陣でオマーン戦に臨むのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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