【J2】3位長崎が3発快勝で昇格に望みをつなぐ。新潟が暫定5位浮上!北九州が勝利し残留争いはさらに混戦に

2021年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

14日の水戸戦で、首位磐田は引き分け以上で昇格が決定

ロメロ・フランクがポストの跳ね返りを押し込み新潟が先制に成功した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは11月13日、J2第39節の4試合を各地で開催。3位のV・ファーレン長崎が栃木SCを下し、昇格への望みをつないだ。

 長崎は、敗れれば翌日開催の試合結果によっては昇格2チームが決定してしまう状況のなか、残留を確定させたい15位の栃木と対戦した。長崎は、開始4分に得たFKの流れから、DF江川湧清が押し込み先制点を奪う。さらに12分にPKを獲得。キッカーのウェリントン・ハットのシュートはGKオビ・パウエル・オビンナに防がれるが、オビの動き出しが早かったとして蹴り直しに。2回目のキックも止められるものの、こぼれ球を自ら押し込み追加点をゲット。68分にもPKから都倉賢が得点し、3-0で完勝を収めた。

 この結果、長崎は勝点74に伸ばし、翌日に行なわれる1位ジュビロ磐田(勝点83)、2位京都サンガF.C(勝点78).の結果を待つ。磐田は引き分け以上で昇格が確定。京都は勝利しても昇格決定は次節以降に持ち越しとなる。

 一方の栃木は同39のままで、暫定ながら15位は変わらず。
 
 7位のアルビレックス新潟は20位で降格圏に沈む愛媛FCと対戦。31分にロメロ・フランクのゴールで先制すると、後半アディショナルタイムに鈴木孝司がPKを決め、2-0で勝利した。

 新潟は勝点66に積み上げ、暫定ながら5位に浮上。愛媛は同34のまま、降格圏は脱出できず。

 21位のギラヴァンツ北九州は14位レノファ山口と対戦。北九州は0-0で迎えた後半に待望の先制点を手に入れる。76分、椿直起との連係から髙橋大悟が左足を一閃。ゴール左上に強烈なシュートを突き刺し、これが決勝点に。北九州は勝点35に伸ばし、暫定19位に浮上。14日に東京ヴェルディ戦を控える残留圏の18位ツエーゲン金沢に、2ポイント差に詰め寄った。山口は同41で14位をキープしている。

 また、8位FC琉球は、16時3分キックオフで9位ジェフユナイテッド千葉と対戦する。

 J2リーグ39節の結果は以下の通り。
【11月13日開催分】
新潟2-0愛媛
山口0-1北九州
長崎3-0栃木
琉球(16時3分キックオフ)千葉

【11月14日開催分】
相模原×岡山
甲府×松本
山形×大宮
水戸×磐田
町田×群馬
金沢×東京V
京都×秋田

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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