「これ以上負けるわけにはいかない」大迫勇也がFIFA公式のインタビューで語った、“最終予選突破”のカギは?

2021年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「国民からの期待の大きさを感じる」

中国戦で決勝ゴールを叩き出した大迫。その勝負強さを11月シリーズでも発揮できるか。(C)Getty Images

 日本代表は、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選で、11日にベトナム、16日にはオマーンとアウェー2連戦に臨む。

 国際サッカー連盟(FIFA)の公式ホームページでは、8日付けで日本代表FW大迫勇也のインタビューを掲載。まさかの敗戦からスタートした森保ジャパンの現状を語っている。

 日本が4試合を終えて2勝2敗、グループB4位に甘んじている事態は、FIFAにとっても「驚くべきことである」と綴っている。大迫は今の状況について「これ以上負けるわけにはいかないというところにきている。国民からの期待も感じているので、ピッチ上でいいパフォーマンスをすることだけを考える」と述べた。

「ここまでの予選は難しいものだった。開幕戦(オマーン戦)で負けた後の中国戦は、とてもハードだった。点を取って勝点3を得ることが何よりも重要で、それは叶ったけれど、改善すべき点も多かった。ほかにも得点できそうなシーンがあり、今後も試合に出場する機会があれば、チームにとって重要な結果が残せるように、自分の役割を果たしたい」

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 また、2018年ロシアW杯のコロンビア戦でゴールを決めたときのこと、さらには欧州の舞台から日本のJリーグに活躍の場を移したことについても語っている。

「とても思い出深いゴールだった。結果的に試合に勝利する得点となって、喜びでいっぱいだった。ワールドカップでゴールを決めることは子供のころからの夢だった。でも、まだチャンスは残っていると思っている。そのためには、所属クラブでいい結果を残さないといけない。(ヴィッセル)神戸に来たのは、もう一度フォワードとしてプレーしたいと思ったから。僕の希望とクラブのオファーが完璧にマッチしていた。今回は、お互いにとって最適なタイミングだったと思う」

 日本がカタール行きの切符を手にするには、何が必要なのか。31歳のストライカーは「チームの一人ひとりが献身的に行動する必要がある」と考えているようだ。

「オーストラリア戦のように、闘争心、攻守の切り替えの速さ、選手一人ひとりが走って力を出し切ることは、絶対に必要。それができて、あとはテクニックがあればさらに向上する。目指しているのは、ワールドカップへの出場だ。簡単な試合はひとつもないので、各選手が正しく努力することができれば、目標を達成できると思う」

 森保ジャパンの主軸である大迫は、コンディションが懸念されていたが、故障明けの一戦でゴールを決めるなど、調子は上向いているようだ。アウェー2連戦では、ベテランならではの働きぶりが期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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