「幸運を祈るとメールをくれた」シャビ新監督が盟友メッシとのやり取りを明かす!ブラジル代表からのオファーには…

2021年11月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「バルサは世界で最も難しいクラブ」

シャビの手腕に注目が集まる。(C)Getty Images

 バルセロナの新監督に就任したシャビが現地時間11月8日、本拠地カンプ・ノウで行なわれたお披露目イベントに出席した。スペイン紙『AS』や英メディア『talkSPORT』などが報じている。

 41歳の元スペイン代表MFは、現役時代は下部組織から所属したバルサで、リオネル・メッシに次ぐクラブ史上2位の767試合に出場。アンドレス・イニエスタと共に、ティキ・タカの代名詞として華麗なパスサッカーを展開し、クラブの黄金時代を築いた。

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 引退後はキャリアの最後を過ごしたカタールのアル・サッドで監督キャリアをスタートさせていたなか、6年ぶりの古巣復帰となったレジェンドには、かつてのチームメイトも活躍を願っているようだ。

 シャビは同イベント終了後の会見で、今夏にカタルーニャを離れ、パリ・サンジェルマンに移籍した盟友を指導したいかどうか尋ねられた際に、こう明かしている。

「メッシは素晴らしい友人で、私に幸運を祈るとメールをくれた。でも、ここにいない選手のことは考えられないよ」

 大エースが去った今、必要不可欠なのが大黒柱となる選手だ。その点において、新指揮官は特定のリーダー像にこだわらず、選手一人ひとりの個性に合ったキャプテンシーを重宝していくという。
 
「私は特定のリーダーを信じていない。メッシはピッチ上では素晴らしいリーダーだったが、ピッチ外では内向的な性格だった。イニエスタもそんな感じかな。プジョルはピッチ内外で素晴らしいリーダーだったね。私はそれぞれの異なるリーダーシップのスタイルをより信じている」

 さらに新指揮官は、会見内で驚きの事実も告白。母国と世界一の座を争うブラジル代表から声を掛けられたことを認めている。

「確かにオファーがあったよ。(監督に次ぐ)2番手としてのポストで、ワールドカップ後には代表チームを任せるというものだ。ただ、私の夢はバルサに来ることだった。自信を持って準備ができているし、今がその時だと思っている」

 シャビ本人も「バルサは世界で最も難しいクラブ。勝つことだけではなく、良いプレーをすることが重要だ」と語ったように、世界屈指の名門で求められるのは、勝利以上のパフォーマンスだ。スーパーレジェンドはその手腕で、消えつつある輝きを取り戻すことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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