【J1ベストイレブン】ハット達成の俊足FWをMVPに! ゴールラッシュの横浜から4名をセレクト|35節

2021年11月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

パトリックもハットトリックで決定力の高さを証明!

【35節のベストイレブン】

 Jリーグは、11月6・7日にJ1第35節の10試合を各地で開催した。ここでは、今節の全試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 得点ランクトップをひた走る横浜の前田大然が、今節も大車輪の活躍を披露した。

 FC東京戦に先発出場した前田は、開始10分にカウンターから持ち前の俊足を生かして先制点を挙げる。さらに3点をリードした41分にPKを冷静に沈めると、後半開始直後の48分にもヘディングでネットを揺らし、ハットトリックを達成。横浜の攻撃をけん引した点取り屋を採点「7.5」で今節のMVPとした。

 8発の大勝を収めた横浜からは、前田のほかに3名をセレクト。2得点をマークした小池龍太と中盤でゲームを組み立てた喜田拓也、自らの強烈なミドル弾を含め、途中出場で3ゴールに絡んだ水沼宏太が、今季初めてベストイレブンに名を連ねた。
 
 そのほか4選手も初選出。鳥栖の飯野七聖は、ピンポイントクロスで2得点をお膳立てし、鹿島の関川郁万は対人の強さに加え、ボール奪取から見事なスルーパスを供給した。神戸の大迫勇也は、決勝ゴールを挙げて代表戦に弾みをつけ、G大阪のパトリックはハットトリックの活躍で決定力の高さを証明した。

 また、柏のJ1残留を決定づける決勝ゴールを決めた大南拓磨や、12試合ぶりの先発でヘディング弾を決めるなど存在感を示した札幌の深井一希をチョイス。GKには、ファインセーブ連発で仙台の勝点1獲得に大きく貢献したヤクブ・スウォビィクを選んだ。

【PHOTO】J1第35節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第35節、編集部厳選ベストイレブン!

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