【ACL争い】横浜が3位以内を確定。浦和との直接対決を制した鹿島が4位に浮上し、名古屋が5位転落

2021年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

土居の一発で鹿島が浦和に1-0勝利

鹿島と浦和の直接対決は鹿島に軍配。勝点3を上積みし、4位に浮上した。写真:徳原隆元

 11月6・7日にJリーグはJ1第35節の10試合を各地で開催。すでに前節に川崎フロンターレの優勝が決まっており、次の焦点は来季のACL出場権争い。熾烈なサバイバルではどんな動きがあったか。

 2位の横浜F・マリノスはホームで迎えたFC東京戦で、前田大然のハットトリックなど8-0の完勝を収める。勝点75とし、ACL圏内の3位以内を確定させた。

 ACL出場権が与えられる上位3枠のうち、川崎と横浜が出場権を獲得。残る1枠をかけて、3位のヴィッセル神戸、4位の名古屋グランパス、5位の鹿島アントラーズ、6位の浦和レッズが争う構図に。

 神戸はホームで徳島ヴォルティスと対戦。大迫勇也が挙げた1点を守り切り、1-0で勝利。勝点67で3位をキープした。

 名古屋は敵地でベガルタ仙台と相まみえ、1-1のドロー決着。前半に柿谷曜一朗のゴールで先制したが、後半に同点に追いつかれ、そのままタイムアップ。勝点を62に伸ばしたが、5位に転落した。
 
 代わって4位に浮上したのが鹿島。浦和との"直接対決"で土居聖真が先制点をゲット。浦和の反撃を最後まで凌ぎ、1-0で逃げ切った。名古屋と同じ勝点62とし、得失点差で上回り、順位をひとつ上げることに。勝点59の浦和は6位のまま。

 3位の神戸から6位の浦和まで、勝点差は「8」。残り3試合でどんなドラマが待っているか。次節の36節は、代表ウィークを挟み、11月20日に開催。神戸はアウェーで横浜FCと、鹿島はホームで大分トリニータと、名古屋はアウェーでガンバ大阪と、浦和はホームで横浜と、それぞれ対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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