是が非でも勝ちたい浦和戦。相馬アントラーズは来季のACL出場権獲得に望みをつなげられるか

2021年11月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々にとって、そこが残された目標」

前回対戦では敗れている浦和に借りを返せるか。相馬監督は「良い準備ができている」と言葉に力をこめる。写真:田中研治

「このままでは終われないという想いを、みんなが共有してくれていると思っています」

 11月7日に行なわれるJ1リーグ第35節の浦和レッズ戦に向けたオンライン取材で、鹿島アントラーズの相馬直樹監督がチームの現状についてそう語る。

 5位の鹿島は6位の浦和と同じ勝点59。6日に35節・徳島ヴォルティス戦で勝利を収めた3位のヴィッセル神戸とは勝点8差。来季のACL出場権獲得のためには、今節の浦和戦は是が非でも勝点3を掴みたいゲームだ。

「我々にとって、そこが残された目標ですし、浦和戦に限らず、残りの4試合すべて、ということになりますけど、目の前にある試合、当然、その試合が一番大事で、そこに向けて良い準備ができているかなと思います」
 
 浦和の印象については「形がはっきりしているチーム」と話す。シーズン途中の補強もあり「人が入れ替わって、個性、特徴が多少変わっている」と見る一方で、「全体の形は、大きくは変わっていないとも思っています」。

 その浦和との対戦で大事になってくるのは、「狙いどころを明確にしながら、攻撃も守備もできるように」すること。4月の前回対戦では1-2で敗れている。その時の借りをきっちり返して、目標達成に近づきたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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