「間違いなく日本代表の力になれる選手」神戸の三浦監督が徳島戦で決勝弾の大迫勇也に太鼓判!

2021年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「仙台戦の2日前までは痛みが残っていた」

徳島戦で決勝点を挙げた大迫。「足の状態も良い」と復調ぶりをアピール。(C)SOCCER DIGEST

 ヴィッセル神戸は11月6日、J1リーグ35節で徳島ヴォルティスと対戦。いつもとは布陣を変えて臨んできた相手の対応策に苦しめられたものの、1-0で勝利を収めた。

 決勝点を奪ったのは、大迫勇也だ。背番号10を背負うストライカーは、日本代表として臨んだ10月のオーストラリア戦で負傷し、その後のJリーグでは欠場が続いていたが、11月3日のベガルタ仙台戦で67分から出場し、戦列復帰。今節の徳島戦はスタートから出場していた。

 神戸の三浦淳寛監督は、「仙台戦の前の状況であれば、長くても半分くらいという感じだったが、今日のプレーを見ていて、徐々にコンディションが良くなってきている。後は怪我が悪化しないように、どれぐらいで交代させるべきか」を考えていたという。

 大迫とは試合中もコンタクトを取りながら、「どれぐらいで代えるか決めました。もちろん最後のほうではちょっと疲れも見えてきた」ため、そのタイミング(79分)で交代を決断したという。

 ワールドカップのアジア最終予選で、ベトナム&オマーンとのアウェー2連戦に挑む日本代表メンバーにも名を連ねる大迫について、「アジリティを含めて少しずつ良い状態になってきている」とし、「彼は自分ができる役割をしっかりとこなしてくれる選手。間違いなく日本代表の力になれる選手」と太鼓判を押した。
【動画】酒井高徳の鋭いクロスから大迫勇也が決勝弾!
 試合後に取材に応じた大迫は、自身のコンディションについて、「仙台戦の2日前くらいまでは、まだ痛みがあった。そこから劇的に良くなった。すごく感覚も良くて、試合にも出れた」と語り、「足の状態も良い。今日、80分近くプレーできたので、ここから身体も良くなっていくと感じている」と負傷箇所に問題はないという。

 崖っぷちの戦いが続く日本代表では、「しっかりと気持ちの部分と身体のところと合わせて、勝ちにこだわった良い試合にしたい」そう意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【J1第35節PHOTO】神戸1-0徳島|大迫が復活の決勝弾!勝利した神戸がACL出場権獲得へ大きく前進!
 

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