【J1ベストイレブン】MVPは優勝を手繰り寄せた先制弾のジェジエウ!酒井宏樹、乾貴士ら6名を初選出|34節

2021年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

5回目の中谷、4回目の森重ら常連組も

【34節のベストイレブン】

 Jリーグは11月3日にJ1第34節の全10試合を各地で開催した。ここでは、今節の全試合の中からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 今節の主役は、優勝を決めた川崎フロンターレのジェジエウだ。

 浦和レッズ戦で先発したジェジエウは33分にCKの流れからこぼれ球を押し込み先制点を記録。守備でも13本ものシュートを浴びるものの、ことごとくブロック。終盤に得点を許し引き分けに終わったが、2位の横浜F・マリノスが敗れたため、2年連続の優勝が確定した。タイトルを手繰り寄せる先制弾と逆転を許さなかった守備を披露したジェジエウを今節のMVPに選出した。

 また、この試合からは、89分に同点弾を決めた川崎の対戦相手である浦和の酒井宏樹もセレクトしている。
 
 そのほか、きっちり勝利を収めた上位陣から3選手をピックアップ。ヴィッセル神戸の山口蛍は同点の場面で投入されると、チームを落ち着かせ、自らの復帰戦を祝う決勝弾を決めた。鹿島アントラーズのアルトゥール・カイキは3分に上田綺世の鋭いパスに反応し足を伸ばして押し込むと、50分にはテクニカルなシュートでチーム3点目を決める。ピッチを縦横無尽に動き回り、得点とともにチームに推進力をもたらした。名古屋グランパスの中谷進之介は、自ら貴重な追加点を決めただけでなく、周囲の選手をうまくコントロールし今季20回目のクリーンシートを達成に大きく貢献した。

 J1残留を確定させたセレッソ大阪からは決勝弾を決めた加藤陸次樹と、攻撃の核になっていた乾貴士、残留に王手をかけたガンバ大阪からは攻守両面で労を惜しまず、決勝弾もマークした倉田秋をピックアップした。

 そのほか、FC東京の森重真人は、堅い守備とセットプレーのターゲットマンとして奮闘。徳島の上福元直人は、チームは敗れはしたものの、今節一番とも言えるビッグセーブを披露した。

【PHOTO】J1第34節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第34節、編集部厳選ベストイレブン!
 

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