「フルハシが先発しないと勝てない」古橋亨梧のスタメン落ちが反響拡大!「敵将は彼のベンチに喜んだと認めた」

2021年11月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「フルハシは確実なスターターと思われる」

約3か月ぶりにベンチスタートとなった古橋。(C)Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、選手層を厚くしていかなければならない。だが、少なくとも当面、古橋亨梧をスタメンリストから外すべきではないとの声は相次いでいる。

 10月30日のスコットランド・リーグ第12節で、セルティックはリビングストンと0-0で引き分けた。攻め込みながらも得点を奪えず、58分から古橋を投入すると、アディショナルタイムにその古橋が頭を叩かれてPKを獲得。だが、ギオルゴス・ギアクマキスがこれを失敗した。

 ギアクマキスを中央、古橋をサイドに起用する采配も議論を読んだが、今回は公式戦15試合で10得点を挙げていた古橋を先発させなかったことで、指揮官の選択には批判が寄せられている。

『Press Association』は10月31日、「週末のスコットランド・リーグで学んだ5つ」と題した記事の中で、「セルティックにはキョウゴ・フルハシを先発させることが必要」と報じた。

【動画】「オーバーリアクション」という批判も! 小競り合いで頭を叩かれて倒れる古橋

 同メディアは「試合後に左サイドではなく中央でプレーさせるべきだったとポステコグルーが認めたレンジャーズ戦で0-1と敗れたのを除き、セルティックは日本人FWが先発出場した国内での試合ですべて勝利してきた」と伝えている。

「ギアクマキスがリビングストンで報いることができず、負傷や休養させた5試合で、彼らは2試合しか勝っていない。リビングストンの監督は、試合前にフルハシがベンチにいるのを見てうれしかったと認めた」

 さらに、『Press Association』は「最後の30分でエネルギッシュなストライカーは投入され、PKを獲得したが、ギアクマキスが決められなかった」と続けている。 

「ギリシャ人ストライカーが感触をつかむまで、フルハシは確実なスターターと思われる」

 セルティックは11月4日のヨーロッパリーグでフェレンツバロシュと、同7日にリーグ戦でダンディーと対戦する。リビングストン戦での人選は、過密日程を懸念してのターンオーバーとも考えられるが、ポステコグルーはこれから古橋をどのように起用するだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

 


【動画】最高のお膳立てを冷静に流し込む!古橋の今シーズン公式戦10点目


【画像】英国で反響!セルティックサポが投稿した古橋亨梧に"染まった"東京駅の様子

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