家本政明審判員が今シーズン限りで勇退へ。J通算最多記録、リーグ戦510試合で主審を担当「最後の笛を吹くその時まで…」

2021年11月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

数々の国際試合も担当

家本審判員が今シーズン限りで審判員を勇退することとなった。(C)SOCCER DIGEST

 日本サッカー協会(JFA)は11月1日、プロフェッショナルレフェリーでJリーグ担当審判員の家本政明審判員が、今シーズン限りで国内トップリーグを担当する審判員から退くことを発表した。

 現在48歳の家本審判員は、2002年からJリーグの審判員を担当。2005年からは国際主審として、国外の数々のゲームでも笛を吹いてきた。

 JリーグではこれまでJ1・334試合、J2・174試合、J3・2試合と、通算510試合(11月1日現在)で主審を務め、リーグ戦通算最多出場記録を保持。また2010年に行なわれた国際親善試合のイングランド代表対メキシコ代表や、2011年のFAカップ1回戦のブレントフォードFC 対ベイシンストーク・タウンFCなど数々の国際試合を担当してきた。
 
 家本審判員は今季限りでの勇退にあたり、コメントを発表。「今シーズンをもちまして、『審判 家本政明』を卒業する運びとなりました。最後の笛を吹くその時まで、選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆さまと誠実に向き合い、サッカーの魅力をより高められるよう全力を尽くします」と最後まで全力で仕事を全うすることを誓っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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