「何を伝えればいいか…」悲嘆の清武弘嗣、再起への誓い。「必ずまた這い上がって強くなります」

2021年10月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この敗戦から学び、もっと強くなります」

名古屋とのファイナルでは後半の頭から途中出場した清武。最後まで勝利をあきらめず、懸命に戦い抜いた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 4年ぶり2度目の戴冠は、果たせなかった。

 名古屋グランパスと相まみえたルヴァンカップ決勝で、セレッソ大阪は0-2で敗れた。試合後、桜軍団の10番は自身の公式インスタグラムで、胸の内を明かした。

「何を書けば、伝えればいいかわからない」

 冒頭の一文から底知れぬ悔しさが伝わってくる。ただ、そんな無念さを振り払うかのように、清武は気丈に前を向く。

「けど、結果が全て。僕たちはこの敗戦から学び、もっと強くなります。セレッソが大好きな子供達、未来の為に。必ずまた這い上がって強くなります」
 
 最後に「たくさんの応援ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくられたこの投稿に、フォロワーからは「天皇杯絶対獲ろうな!!」「下向かないでくださいね」「率直に伝えてくれてありがとう」「ずっと応援し続けます!」「最後まで諦めない姿に胸打たれました」「やっぱりセレッソが大好きです」といったコメントが寄せられた。

 シーズンはまだ終わっていない。天皇杯では4強に進出。タイトル奪取の可能性はまだ残されている。

 この日の敗北も糧に、またひとつ逞しくなった姿をピッチで見せ、ファン・サポーターに歓喜を届けられるか。期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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