堅守速攻の名古屋、ルヴァンカップ初優勝! 前田&稲垣のゴールでC大阪に2-0快勝

2021年10月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

前田直輝がCKからヘディングシュートで先制点

名古屋の前田がヘディングシュートを決めて先制した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ルヴァンカップ決勝の名古屋グランパス対セレッソ大阪が10月30日、埼玉スタジアムで行なわれた。名古屋が2対0で勝利を収め、初優勝を飾った。

 27日の天皇杯準々決勝でも対戦した両チームが、中2日での再戦となった。試合はともに手堅い試合運びを見せるが、前半半ばから流れを掴んだC大阪がチャンスを迎えるが、決定機を作るには至らず、前半は0-0で終えた。

【ルヴァン杯決勝PHOTO】名古屋が初のリーグタイトル! 前田、稲垣がゴール!!
 すると迎えた後半立ち上がりだった。47分、左CKを得た名古屋は相馬のクロスに前田が頭から飛び込んで合わせ、ネットを揺らす。名古屋が先制に成功した。

 一方のC大阪は後半スタートから清武弘嗣を投入し、先制を許した後の55分には大久保嘉人を投入。反撃に打って出る。すると名古屋は58分に長澤和輝、齋藤学、73分にシュヴィルツォクを投入する一方、5バックで守りを固め、より堅守速攻の色を濃くしていく。

 反撃するC大阪は75分に松田陸がポスト直撃のシュートを放つもゴールならず。さらに78分にも松田のライナー性のクロスに大久保が飛び込むが、惜しくも枠を捉えきれず。チャンスをモノにできない。

 すると80分、名古屋は前線に残るシュヴィルツォクが強引に最終ラインを突破し、左足のシュートを放つと、これはGKキム・ジンヒョンに阻まれるものの、こぼれ球に反応した稲垣祥が右足を一閃。ピッチに叩きつけたシュートがゴールに吸い込まれた。名古屋が狙い通りの展開で追加点を奪った。

 試合は名古屋が2点リードを逃げ切りタイムアップ。初のリーグカップ・タイトルを手にした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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