「史上最高の安定感」アーセナルの冨安健洋ら4バック&守護神をスペイン紙が大絶賛!「チームをガラリと変えた」

2021年10月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らが同時にピッチに立ってから負け知らず」

今夏にアーセナルに加入した新戦力。左から冨安、ホワイト、ラムズデール。(C)Getty Images

 今夏にプレミアリーグのアーセナルに加入した冨安健洋は、先週末に行なわれたアストン・ビラ戦で6試合連続のスタメン出場を果たし、3-1の勝利に貢献している。

 冨安が加入して以降の6試合を4勝2分けとしたアーセナルは、その4日後には主力が不在だったものの、EFLカップのラウンド・オブ16でリーズを下し、公式戦負けなしを継続している。

 リーグ開幕後に3連敗を喫し、ミケル・アルテタ監督の解任論まで浮上していた状態からのリカバリーは、欧州メディアを驚かせている。そして、スペイン紙『MARCA』は27日付けで「チームの調子が上向いた背景には、やはり最終ラインの安定があったからこそだ」と伝えた。

「ここ数年、ディフェンスの安定性を追求してきたアーセナルの監督たちは、いくつものフォーメーションを試し、何人もの選手を試してきた。だが、常にその弱点は改善されず、彼らの弱みとして露呈されていた。

 だが、アルテタ監督は今年の夏、ディフェンスを強化する最後の試みとして、将来有望な24歳のCBベン・ホワイトに加え、才能ある守護神アーロン・ラムズデイル、そして堅実な22歳の右SB冨安健洋を獲得した。これがラストピースだった」

【動画】アストン・ビラに快勝! 好守で存在感を示している冨安のプレーをチェック
 そして、「彼らが足並みを揃えてアーセナルで先発し始めると、チームの状況はガラリと変わった」と絶賛している。

「ラムズデイルの活躍は、(ベルント・)レノをベンチに追いやる結果となった。そして4バックは、右に冨安、CBにホワイトとガブリエウ・マガリャインス、左にキーラン・ティアニーを配置したことで、理想的な守備網が完成したのだ。この4人は多くの時間を共有しているわけではないが、すでに意思疎通ができており、その背後にラムズデイルが構えていることで、名門に長らく欠けていた安定感をもたらしている」

 また、同紙は「彼らが同時にピッチに立って以降、リーグでのアーセナルは負け知らず。アルテタは彼らがひとりも欠けることなくプレーできることをひたすら祈っているだろう」と綴っている。

 イングランドのみならず、スペインでも日本人DFは名門に安定感を与えたひとりと高く評価されていると言えそうだ。今後のさらなる飛躍にも期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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