現地時間10月26日に開催されたDFBカップの２回戦で、奥川雅也が所属するビーレフェルトは同じ１部のマインツと対戦。延長戦にもつれ込む激闘の末に２‐３で敗れた。

　この試合で電光石火の先制ゴールを叩き出したのが、トップ下で先発した奥川だ。開始２分、パトリック・ヴィマーのスルーパスに反応して敵最終ラインの裏に抜け出ると、飛び出してきたGKのロビン・ツェントナーをあざ笑うかのようにボールを浮かせ、冷静にゴールに流し込んだ。

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　試合には敗れたとはいえ、この開始早々の一撃を、ドイツ・メディアは称えている。『tagesschau』は、「ヴィマーから見事なパスを受けたオクガワは、ツェントナーを素晴らしいループで打ち破った」と称賛。『FR』も「オクガワが２分でマインツを驚かせた」と伝えた。

　また、『Bild』紙も、速報記事の中で、「日本人は氷のように冷静にGKを抜いた」とその落ち着き払ったシュートを激賞している。

　レギュラーとしてプレーしている25歳のアタッカーは、これが９月12日のボルシアMG戦（ブンデスリーガ第４節）以来、今シーズンの公式戦２ゴール目。本格ブレイクの予感が漂っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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