【J1ベストイレブン】MVPはガンバのエース!仙台から2選手が初選出|33節

2021年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

Jリーグ終盤戦で5選手が初選出に

【33節のベストイレブン】

 Jリーグは、10月22~24日にJ1第33節の10試合を各地で開催した。ここでは、今節の全試合の中からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 今節の主役は、チームを3試合ぶりの勝利に導く決勝弾を決めたガンバ大阪の宇佐美貴史だ。

 サガン鳥栖戦で先発した宇佐美は、「相手ゴールに向かう姿勢をもっと強烈に出さないといけない」という松波正信監督の言葉を体現。10分、相手CKの流れから一斉にカウンターを仕掛けるなかで、山本悠樹からのパスを受けると、ペナルティエリア内に侵入し左足を一閃。貴重な先制弾をもたらすと、苦しい時間帯に守備でもギアを上げ、残留争いから一歩遠ざかる白星に貢献。チームを救ったエースを今節のMVPに選出した。

 G大阪からは、ミスはあったものの、最後まで鳥栖の攻撃陣を封じた菅沼駿哉もピックアップしている。
 
 ベガルタ仙台からも同じく2選手を選出した。関口訓充は残留争いで苦しむチームを奮い立たせる先制ゴールを決め、吉野恭平はピンチの場面で球際への強さを見せて、身体を張ってボールをゴール前からかき出した。二人そろって初のベストイレブン入りとなった。

 同じく初選出が2選手。浦和レッズの柴戸海は、柏レイソルを相手にチームが奪った5得点のうち2ゴールに絡む活躍を見せ、ボランチとしてチームに安定感ももたらした。セレッソ大阪の加藤陸次樹は優勝争いを続ける横浜F・マリノスを下す値千金の決勝点のほか、走力を活かして守備でもチームに欠かせぬ選手となっていた。

 そのほか、首位を走る川崎フロンターレからは無敵の空中戦で清水攻撃陣を封じたジェジエウ、それぞれ2得点に絡んだヴィッセル神戸の武藤嘉紀と、湘南ベルマーレの山田直輝をチョイス。GKには粘り強く耐え続け、ビッグセーブも披露した北海道コンサドーレ札幌の菅野孝憲を選出している。

【PHOTO】J1第33節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第33節、編集部厳選ベストイレブン!
 

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