「アサノとブルムが勝利をもたらした」浅野拓磨が今季初アシストで勝利に貢献! 現地メディアが称賛

2021年10月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

”昇格組”が連勝で今季3勝目

81分までプレーし、勝利に貢献した浅野。(C)Getty Images

 現地時間10月24日にブンデスリーガ第9節が行なわれ、浅野拓磨が所属するボーフムは、ホームに長谷部誠と鎌田大地を擁するフランクフルトを迎え、2-0の勝利を収めた。

 3人の日本人選手が先発したこの一戦で、ボーフムが先制したのは開始わずか3分。味方のスローインを受けた浅野がDFラインの裏に出したスルーパスに、ダニー・ブルムが反応し、きっちり流し込んだ。浅野にとっては今シーズン初アシストとなった。

 先制されたフランクフルトは11分にPKを獲得するが、これをゴンサロ・パシエンシアが外してしまい、同点のチャンスを逸する。対するボーフムはその後も守りに回る時間が圧倒的に多かったが、後半アディショナルタイムのセバスティアン・ポルターのダメ押し弾で勝利を決定的なものにした。

【動画】浅野のスルーパスを受けてブルムが冷静にフィニッシュ! 開始早々の先制ゴールをチェック
 
 現地メディア『RUHR24』は「トーマス・ライス監督が、スタメンから離れていたアサノとブルムを起用したことで、天才的なコンビネーションが生まれ、勝利を手にした。彼らふたりが勝利を運んできた」と称賛。また、現地紙『BILD』は採点で日本代表FWにチーム内2位タイとなる「3点」を与え、「70分の絶好機を決めていたら、もっと試合は楽になっただろう」(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)と綴っている。

 この勝利でリーグ戦で3つめの勝利を手にしたボーフムは、勝点を10に伸ばして14位に浮上。一方のフランクフルトはリーグ戦連敗を喫し、勝点8で15位に沈んでいる。

 ボーフムは次節はホームでアウクスブルクと対戦。チームの調子は上向いており、浅野のブンデス初ゴールにも期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】ブンデスリーガの21-22シーズン、新キットに注目! 長谷部誠、鎌田大地、遠藤航らサムライ戦士がドイツで躍動

次ページ【動画】浅野のスルーパスを受けてブルムが冷静にフィニッシュ! 開始早々の先制ゴールをチェック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事