【J1】2位横浜が敗れ、首位川崎との勝点差は「12」に。ACL圏内を争う神戸対名古屋は痛み分け

2021年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

7連勝の川崎はJ1歴代最多勝点記録を更新

値千金の決勝点を挙げたL・ダミアン。持ち前の決定力でチームを勝利に導いた。写真:徳原隆元

 Jリーグは10月24日、J1第33節の4試合を各地で開催。首位の川崎が清水に勝利し、2位の横浜はC大阪に敗れた。

 首位を独走する川崎はホームで清水と対戦。前半から攻め込み、ハーフコートでゲームを進めながら得点できなかったが、後半に入ってすぐに均衡を破る。47分、マルシーニョのお膳立てからレアンドロ・ダミアンが3戦連発となるゴールを挙げる。この1点を守り切った川崎は1-0の勝利で7連勝を達成。勝点「84」に伸ばし、昨季に記録した勝点「83」を上回り、J1歴代最多勝点記録を更新した。

 逆転優勝を狙う2位の横浜は敵地でC大阪と対戦し、1-2で敗戦。開始6分にC大阪の乾貴士に10年ぶりJ復帰弾を食らうと、21分に加藤陸次樹にもゴールを許す。43分に實藤友紀が1点を返したが、反撃もここまで。手痛い黒星を喫した。

 残り5試合で、首位・川崎と2位・横浜の勝点差は12ポイントに。川崎の4度目のリーグ制覇は最短で11月3日となる。

 勝点3差の3位・神戸と5位・名古屋の一戦は、前半に名古屋が前田直輝、シュヴィルツォクの得点で2点のリードを奪う。苦しい状況となった神戸だが、後半に武藤嘉紀のゴールで1点を返すと、アンドレス・イニエスタのPKで追いつく。ACL出場権争い直接対決は、2-2の引き分けで決着した。
 
 札幌対福岡は0-0のスコアレスドロー。50分に福岡の渡が相手GKと1対1のビッグチャンスを迎えるが、札幌の守護神・菅野が立ちはだかり、ゴールを許さず。試合は局面で激しい攻防が続く見応えある内容だったが、両チームともフィニッシュであと一押しが足りず、勝点1を分け合う結果となった。

 J1リーグ第33節の結果は以下のとおり。

▼10月22日開催分
浦和 5-1 柏
▼10月23日開催分
仙台 2–0 広島
FC東京 1–2 鹿島
徳島 1–1 大分
湘南 2–1 横浜FC
G大阪 1–0 鳥栖
▼10月24日開催分
札幌 0-0 福岡
名古屋 2-2 神戸
川崎 1-0 清水
C大阪 2-1 横浜

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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