【J1】下位5チームに順位変動あり。明暗分かれた神奈川ダービー、仙台は5試合ぶり勝利で最下位脱出

2021年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

89分に山田直輝が値千金の逆転弾!

神奈川ダービーは2-1で湘南が逆転勝利。16位に浮上して降格圏を脱出し、敗れた横浜FCは最下位に沈んだ。写真:徳原隆元

 Jリーグは10月23日、J1第33節の5試合を各地で開催。注目必至の残留争いで下位5チームの順位に変動があった。

 ホームに広島を迎えた20位の仙台は、10分に関口訓充のゴールで先制に成功する。その後は広島の反撃に遭ったが、守護神ヤクブ・スウォビィクの再三の好守で得点を許さず。終了間際には氣田亮真が勝利を決定づけるダメ押し弾。2-0で5試合ぶりの白星を掴んだ。

 16位の徳島と18位の大分の一戦は、1-1のドロー決着。スコアレスで迎えた70分、徳島が宮代大聖の得点でリードを奪うと、その10分後、大分が町田也真人のゴールで追いつく。試合はそのままタイムアップとなり、勝点1を分け合う結果となった。

 17位の湘南は19位の横浜FCと対戦。63分に横浜FCの松尾佑介に先制弾を許すも、78分に大橋祐紀が同点弾、89分に山田直輝が逆転弾をゲット。2-1のスコアで神奈川ダービーを制した。湘南にとっては山口智新体制で待望の初勝利に。

 今節の結果を受け、勝点25の横浜FCが最下位に沈み、同26の仙台が19位に浮上。同28の大分の18位は変わらず、同30の徳島が17位にランクダウンし、同31の湘南が16位と降格圏を脱出した。
 
 FC東京対鹿島は、2-1で鹿島が勝利。アウェーチームは45+1分にアルトゥール・カイキ、65分に上田綺世の得点で2点をリード。ホームチームの反撃を渡邊凌磨の1点に抑え、逃げ切りに成功した。

 G大阪対鳥栖は、10分に宇佐美貴史がマークした1点を守り切ったG大阪が1-0で勝利を収めた。

 J1リーグ第33節の結果と日程は以下のとおり。

▼10月22日開催分
浦和 5-1 柏
▼10月23日開催分
仙台 2–0 広島
FC東京 1–2 鹿島
徳島 1–1 大分
湘南 2–1 横浜FC
G大阪 1–0 鳥栖
▼10月24日開催分
札幌×福岡
名古屋×神戸
川崎×清水
C大阪×横浜

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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