湘南が山田直輝の逆転弾で新体制初勝利!横浜FCとの残留争い直接対決を制し降格圏を脱出

2021年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

横浜FCが先制するも湘南が追いつく。白熱の終盤は…

湘南の畑が強引な突破でスタンドを沸かせる。写真:徳原隆元

 J1リーグは10月23日、各地で33節の5試合を開催。レモンガススタジアム平塚では、湘南ベルマーレ対横浜FCの神奈川ダービーが行なわれ、湘南が2-1で勝利を収めた。

 互いに降格圏に沈む両チームの試合は、前半を0-0で折り返す。迎えた後半、先にスコアを動かしたのは横浜FCだった。62分、敵陣左サイドで相手ボールを奪い取ったMF松尾佑介が、持ち前の推進力を生かして前進。そのままペナルティエリア内に侵入すると、右足のシュートでゴール右へ流し込んだ。横浜FCが先制する。

 しかし、ホームの湘南も反撃。78分、右サイドからのクロスをウェリントンが落とすと、反応した大橋祐紀が技ありのチップキックでゴール左に流し込んだ。試合は1-1の振り出しに戻される。
 
 終盤に入り、互いに選手を入れ替え勝ち越しを狙いに行く。すると均衡を破ったのはホームの湘南だった。89分、右CKのチャンスを掴んだ湘南は、途中出場の町野修斗のヘディングシュートに反応した山田直輝が頭で押し込み、ネットを揺らした。湘南が2-1と逆転に成功する。

 結局、試合は湘南が横浜FCの反撃を抑え、2-1でタイムアップ。湘南が7試合ぶりの白星を収め、勝点を31に伸ばした。山口智新監督を迎えて以来、新体制初勝利となった湘南は、徳島ヴォルティスをかわして残留圏の16位に浮上している。一方の横浜FCは勝点25で最下位に沈んでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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