英国紙『THE TIME』が10月22日、「セルティックの（アンジェ）ポステコグルー監督がダイゼン・マエダと再会」と見出しを打った記事を掲載。「セルティックは、１月の移籍市場で２人目の日本のスターを加えることに自信を持っている」と伝えたことで、現地でも前田大然に対する注目が集まっている。

　横浜F・マリノスに所属する24歳のFW前田は、前指揮官アンジェ・ポステコグルーの教え子であり、大ブレイクした古橋亨梧に続くJリーグからの引き抜きを示唆しているセルティックの有力なターゲットとなっているようだ。

　そんななか、ポステコグルー監督本人がこの一件について口を開いた。スコットランドの地元紙『Daily Record』によれば、記者会見で前田の獲得の可能性について問われると、「肯定も否定もできない」と切り出し、こう述べている。

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「Jリーグは、私がよく知っているリーグであるのは間違いない。そこにはアドバンテージがある。ダイゼンのことはよく知っているし、横浜に連れて来たのは私だ。だが、現時点では誰とも交渉していない」

　オーストラリア人指揮官は、「我々は広く網を張っており、Jリーグに限定するつもりはない」とも語り、「１月にチームを強化することを目指しており、そのプロセスを開始するが、急いでいない」と強調している。

　監督の言葉通りなら、一部の現地メディアが伝えた「契約目前」という状況ではなさそうだが……。今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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