A・カイキのヘッド弾&上田の3戦連発で鹿島が2-1勝利! 敗れたFC東京は痛恨の3連敗

2021年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半終了間際に鹿島が先制に成功

先制点を挙げたA・カイキ。D・ピトゥカのFKにヘッドで合わせてネットを揺らした。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグは10月23日、J1第33節の5試合を開催。味の素スタジアムで行なわれたFC東京対鹿島アントラーズの一戦は、2-1で鹿島が勝利した。

 両チームメンバーは以下のとおり。

FC東京/ホーム 監督:長谷川健太
スタメン)
GK:児玉剛 DF:中村拓海、森重真人、ジョアン・オマリ、長友佑都 MF:髙萩洋次郎、青木拓矢、安部柊斗 FW:アダイウトン、永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラ
サブ)
GK:阿部伸行 DF:大森理生 MF:東慶悟、品田愛斗、渡邊凌磨、三田啓貴 FW:紺野和也

鹿島/アウェー 監督:相馬直樹
スタメン)
GK:沖悠哉 DF:常本佳吾、関川郁万、町田浩樹、安西幸輝 MF:三竿健斗、ディエゴ・ピトゥカ、ファン・アラーノ、アルトゥール・カイキ FW:土居聖真、上田綺世
サブ)
GK:クォン・スンテ DF:広瀬陸斗 MF:和泉竜司、荒木遼太郎、遠藤康、レオ・シルバ FW:染野唯月

 鹿島の相馬監督は「試合の入り方」を重要視していたが、立ち上がりに攻勢をかけたのはFC東京。快速FW永井を中心に、スピーディな攻撃で相手ゴールに迫る。

 時間の経過とともに鹿島も攻め込む場面を作るなかで、両チームに決定的なチャンスが訪れるも、いずれもGKのファインセーブでスコアは動かない。

 お互いに攻守の切り替えは素早く、局面で激しいバトルが展開される一方で、なかなか得点は生まれなかったが、前半終了間際に鹿島が均衡を崩す。45+1分、D・ピトゥカのFKからA・カイキがヘディングシュートを流し込み、先制点を挙げる。
 
 鹿島の1点リードで迎えた後半、追いかけるFC東京が果敢に攻めるも、鹿島の堅牢な守備を崩すことができない。逆に65分、鹿島がリードを広げる。カウンターのチャンスに土居のお膳立てから、上田が3戦連発となるゴールをねじ込む。

 苦しい状況となったFC東京は75分、ようやく鹿島ゴールをこじ開ける。中村のクロスから途中出場の渡邊が鮮やかなボレーを突き刺し、1点差に詰め寄る。

 しかし、反撃もここまで。FC東京は懸命に同点弾を狙ったが奏功せず、1-2で敗れ、これで痛恨の3連敗。逃げ切りに成功した鹿島が敵地で勝点3を手にした。

 FC東京は11月3日にホームで34節・清水エスパルス戦に挑む。鹿島は10月27日に天皇杯準々決勝で川崎フロンターレと対戦し、11月3日の34節はサンフレッチェ広島の敵地に乗り込む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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