「シャルケが昇格を逃せば…」セルティックが今夏に逃がした板倉滉の獲得に、再アタックの可能性も? 英メディアが見解

2021年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ドイツでのフォームは印象的だ」

シャルケで定位置を確保している板倉。今夏にはセルティックが獲得に動いた。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティが保有しているDF板倉滉は、今夏にドイツ2部シャルケに今シーズン限りの期限付きで加入した。すぐに3バックの中央を任され、これまでリーグ戦7試合に出場し、直近4試合でのクリーンシート達成に貢献している。

 目標というよりノルマである1部復帰に向け好位置につけるシャルケだが、現地時間10月20日付けの現地紙『BILD』の報道では現在レンタル中の選手たちの去就について早くも予測を立てており、板倉についても見解を報じている。

 同紙によれば、買取オプションは450万ユーロ(約5億6250万円)。だが、これが行使されるのは、1部昇格を果たした場合にのみに限られるという。
 
 そのため、もしシャルケが昇格を逃した場合は、今夏も獲得に動いたセルティックが契約するチャンスがあると伝えている。

「アンジェ・ポステコグルーとセルティックが板倉を望んでいたことは確かだが、今夏は保有元のシティとは合意に至ることができなかった。だが、ドイツでの板倉のフォームは印象的だ。リーグ戦で4試合連続のクリーンシートを達成したチームの最終ラインの中央で活躍しており、セルティックが欲している守備的な才能にも恵まれている」

 今夏に加入した古橋亨梧が公式戦13試合・9ゴールと躍動しているセルティックは、冬に補強の可能性が取り沙汰されている。特に、中盤以降の守備的な選手は「要補強ポイントである」(『HITC』)という。

 シャルケは10試合を終えて、首位ザンクトパウリとは3ポイント差、2位レーゲンスブルクと勝点19で並ぶ3位につけている。昇格を果たせるかどうかで、24歳の日本代表DFのキャリアも大きく変化しそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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